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車を売った話

こんにちは、mihoです。

今日は夫の車を売ったお話。

結論としては、とても満足できる買取をしていただきました。


我が家には2台の車があります。

一つは私の、もう一つは夫のもので、どちらもコンパクトカーです。

夫の車を売ることになった理由は3つ

  1. 通勤で使わず、平日はほとんど停めっぱなしだから

  2. 休日も2人で別々に出かけることがないから

  3. 4月にはまた自動車税がかかるので、それまでに手放したい

簡単にまとめると、うちには2台も要らないなと思ったわけです。


早速近くの大手買取店へ

「とりあえず、どれくらいの相場なのか見たいね〜」

それくらいの軽い気持ちで行きました。

「いらっしゃいませ!ご用件をお伺いします。」

「車を売りたいんですが…」

「承知しました!新しいのに乗り換えるおつもりですか

車から降りると同時に、40代ぐらいの方がお出迎えしてくれました。

落ち着きがあり、とても頼りになりそうな男性でした。

個人情報等を記入し、席へ案内されました。

「こんにちは、お客さまを担当させていただきます、花井(仮名)です。」

先ほどとは違う、若そうなお兄さんがご挨拶してくれました。

あれ?さっきの男性じゃないのか…
私は少し落胆しました。

「早速お車を見させてもらいますので、しばらくお待ちください。」

そう言い残し花井さんは車へ。
私たちは待機です。

暇だなーと思っていたら、先ほど出迎えてくれた男性がやってきて、

  • 買取の流れ

  • 中古車のランク付け

  • 買取金額と店頭販売価格の間に発生するコスト

のお話をしてくれました。

買取金額+40万ぐらいが店頭販売価格になるそう。

私たちは60万円くらいで買い取ってもらえるといいなーと考えていたのですが、60万円だと店頭価格100万円

4年前、中古で購入した時が100万円だったので、さすがに60万円は無理か…

と思い、目標金額を30〜40万円にすることにしました。



しばらくして、花井さんが戻ってきました。

提示された金額は27万円

おお!悪くない!

「ここからはお客さまに満足していただくために、私とお客さまと互いに歩み寄りながら、買取価格を決めていくようになります。」

「30〜40万円であれば満足なんですが、どうですか?」

「30万円は可能です。40万円は……
僕が頑張れば可能です。
………ちょっと店長と相談してきます。」

お!なんか40万もチャンスありそう!
40万は無理でも、37万とかにはなりそう!


しばらくして、やや疲弊した花井さんが戻ってきました。

「40万いけます!」

上司と頑張って交渉してくれたんだな、と感謝の気持ちが溢れます。

「おお!ありがとうございます!!」

ここでサインしてしまっても良かったんですが、私たちは初心に戻ってしまいました。

そもそも今日は相場がどんなものか知るために来ただけ。
今日売るつもりは全くなかったよな……。

ここで40万円で、と言われた成果を持って他店に行けば、41, 42万円も狙える……。

首を縦に降らない私たちを見て、花井さんはこう語りかけます。

「正直、私たちは他店の踏み台にされたくないっていうのがあります。もし悩まれているのなら45, 46万円も検討させていただきます。」

え?ほんとに?
40万より上が目指せると?

というのも、私たちの車はやや派手な色で、店舗に置いておくと目立つし、一定のファン層がいるので、ぜひ欲しいとのこと。

再び店長さんと相談しに行った花井さん。
しばらくして戻ってきました。

「49万円でどうでしょう!
うちとしてはほぼ利益はないですが、ぜひ欲しいです!
今日これで即決していただけなければ、ご縁がなかったと諦めます!」

よ、よんじゅうきゅう!!?

花井さん、頑張ってくれました!!

「よろしくお願いします!」

49万円であれば、私たちも大満足。
何よりこんなに欲しいと言ってくれていることに感激しました。

その後、必要な書類を説明していただいていると、最初にお出迎えしてくれた男性がやってきました。

「この度はありがとうございます。
店長の田中(仮名)です。」

第一印象から落ち着きのある人だと思っていたけど、店長さんだったんですね!!

「こちらこそありがとうございます。
よろしくお願いします。」


唐突に訪れた愛車との別れ。

また誰かの元で元気に走ってくれよ。

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