現代における児童相談所〜世間から見る目が変わってしまったこと
先日学んだことで
児童相談所が、相談する場所でなく、監視する場所になってしまっているということ。改めて納得した。
親が子育てをするのは当たり前だと言う自己責任論も
児相が監視役みたいになって応援役でなくなることで
親を追い詰める事に繋がって、
果てには少子化に繋がっている。
子育てがしにくい社会的問題はいくつもある。その中で、虐待とみなされる行為を通報によって監視するに留まらず、子育て支援にもっと近いところにある存在だったらいいのに。
児童相談所と言えば文字通り、相談に乗ってくれそうな気がするけれど、他にも救いを求めて児相に行くも希望に沿わず、もう2度と児相には相談しない、と言ったシンママの話も聞いたことがある。本当に切羽詰まって相談した先で期待の支援を受けられなかったらきっとそうなるだろう。
本来は、虐待の起きてる家庭を探すのではなく、虐待が起きないような子育て支援をするべき機関なのだ。私は児相の職員になりたいと大人になってから思ったことがあり、訪問して方法を聞いたのだけれど、児相の職員は公務員で約3年ごとに他の部署に変わるのだと聞いて、絶句した。専門性は3年で培われるものではない。
他の資格を取って児相職員になる道もあるのだろうけど、私の短大卒の学歴では、果てしなく遠い夢だった。
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