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祈りたい程の願いは届くのか

1912年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
フランスの外科医で生物学者の
アレクシス・カレル(Alexis Carrel)は、
祈りについてこう言っています。

祈りは人間が生み出しうる
最も強力なエネルギーである。


熱烈な祈りで神に話しかけると、
いつでも精神や肉体は
ともに快方へと向かうのだ。

エミールクーエ博士もそうですが、
医学を学んだ人でさえも認める
「祈り」「思い」「信じる」が
心身共に起こす奇跡。

祈りたくなる程の願い

こうなりたい、ああなりたい
そんな希望や夢、目標は
多くの人が持っていると思うけど、
祈りたくなる程の強い願いにまで
強く強く願う、何がなんでも!
と思える程に叶えたい事は、
やっぱりそうそう湧いてこない。

そう自然に思える時は、
往々にしてピンチの時。
絶望を感じる時。
「助けて下さい!」
「治して下さい!」
「叶えて下さい!」
「生かして下さい!」
と、心の底から叫ぶ。
神様でも何でもいいから
とにかく祈らずにはいられない願い。

そんな、魂からの叫びとも言える
強い強い祈りの思いは、
前述のアレクシス・カレル氏のように
強大なエネルギーになり得る。

そんな風に祈る時、
ダメだったら、失敗したら
叶わないかも。。。とは
思わない。そう思えない程、
切羽詰まっているから。
だから、奇跡を起こすのだと思う。

じゃぁ全ての強い祈りが叶うのか、
例えば、祈ったら全ての命が救えるのか
と言われれば、そうではない。

それでも、人は、祈る。
どうしようも無くなった時に、
自然に祈りたくなる。

信仰があるか無いかに関わらず、
また、何を信仰しているか関係なく、
自然に祈りたくなるのは、
きっと、その強い思いが、
自分の運命を、体を、
変えてくれる可能性があると
潜在意識が知っているから

じゃないのかと思う。

祈りの力を信じている日本

祈りと言えば、
天皇陛下の一番大事な仕事は、
『宮中祭祀』つまり『祈り』。

*宮中祭祀とは、
天皇陛下が宮中三殿や山稜で、
ご祖先また神々に深謝され、
国家の安泰と国民の幸福、
世の平和を祈念される祭祀。

天皇陛下は、
毎日欠かすことなく
神々への感謝と国の繁栄と
国民の幸せを祈っている。

すごいですよね。
歴代の天皇は、
国民と日本国の為に
建国以来2000年以上
「祈り続けている」。

だから日本は、
戦争には負けたけれど、
一度も他国に侵略されずに、
天皇陛下の元に「日本国」を
継続しているのかもしれない。

昭和天皇も、
”象徴としてのお務めについての
天皇陛下のおことば”(平成28年8月8日)で、
私はこれまで天皇の務めとして,
何よりもまず国民の安寧と幸せを
祈ることを大切に考えて来ました

とおっしゃっていた。
当時の美智子皇后陛下も、
「皇室は祈りでありたい」
とおっしゃっていた。

*参考図書
皇學館大学 松浦 光修
「日本は天皇の祈りに守られている」

祈ったって無駄と思っていたら、
何百年も前に、天皇陛下も、
日本と日本国民の為に
祈らなくなっていたかもしれない。

祈ったって無駄と思っていたら、
それぞれの宗教でも「祈る」
という行為は廃れていったかもしれない。

でも、祈りの効果はある!
だから、何千年もの間、人は
人生で何かにぶつかった時に、
自然と祈るのだと思う。

祈りたい程の願い。
そんな強い願いを持ったら、
祈りの力を信じて、
奇跡を信じて、祈り続ける。

その思いは、エネルギーとなり、
あなたに、誰かに、奇跡を起こすはず!


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