① 会社を退職し海外移住への決意
東京で大学を卒業。
卒業後は、都内にオフィスを構える商社へ、総合職の正社員として入社。
実際にはクライアントである日本大手通信系会社に常駐。
まあ、はたから見ればキラキラした都内OLだった。
26歳。
若いし何しても楽しい、優しい先輩達にも恵まれ、
業務後には新橋や有楽町で良く飲み歩いてた。
ランチにはお洒落なイタリアンを食べたり。
仕事は大変だったけど、それなりに終日した毎日を送っていた、気がする。笑
仕事が忙しくなった時には、若かったし、少し鬱みたいになりかけた時もあった。幸いならずに済んだんだけど。
社会人2年目あたりから、
「あぁ、こうやって年を取って結婚して子供を産んで子育てをして死んでゆくのか。」
なんてことを思ってしまい、海外移住を決意。
理由はただ「海外に住んでみたい」「海外で働いてみたい」
という漠然とした憧れと、好奇心があったから。
今考えれば、
大学4年生の時、学校のカリキュラムでカナダにホームステイをした。
その後、長期留学してみたい!と思ったことがあるが、
気づけば終活が始まってしまい、そのまま流れに身を任せていた。
どちらにせよ、もちろん英語も勉強できれば、といったくらいふわふわな意思で望んだ海外生活。
ただ、渡航することすらこんなにも大変だなんて、誰も予想してなかった。
世界を脅かしたコロナウィルスの到来。