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リスクと希望
半世紀も生きていると、だいぶ俯瞰的に人生を見られるようになってくる。
妻との会話で、何気なく次のような話をした。
”才能がある人は1~数年努力すればある程度の成功はする。
10年とかそれ以上やってどうにもならないことは、それ以上やっても成功しない。それ以上続けることは人生においてリスキーである”と。
"よって自分がこれ以上制作を続けることはリスキーである”
一応、本気でそう思っている。
そういう例は多く見ている。
"それでも続けるのは、自分が死んでもし誰かに作品が発見された場合、それなりに評価される可能性があると思っているからだ。そしてそう思っている以上、ごく稀に10年以上たってからでも生きている間に成功する場合がある”
そしてこれも、本気でそう思っている。
そういう例はいくつか見ている。
実際、自分がイラストレーターになったときはそんな感じだった。※
イラストレーターを目指していた仲間たちはアラサーくらいになると、才能のあるヤツはメキメキ頭角を表し、絵が上手くても芽が出なかったヤツはそこから離れて行き、あきらめきれなかったヤツはコツコツと続けてチャンスを待つ。
※注釈 ここ数年付き合いがある人たちは僕のイラストレーター時代を知る人はもう数少ないのですが、決して有名ではないけれど商業的にはそこそこ成功したかなという自負があります。そんな事はもう捨てたつもりなのに、未だにそんなことをここに書こうと思ってしまうくらいには前の状況に依存しているのだろうか?と分析すると情けなくもあるのです。
20年以上前の円安水準で非正規雇用のおじさん(オレのこと)も少々不安ですが、今できることをコツコツ続けましょう。
よろしければ今度とも作家活動の応援をお願い致します。