岡本かの子「金魚撩乱」で緊縛した話
2023年9月30日、縛羅天8というイベントに受け手のSuiと一緒に出演させていただきました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
縛羅天で金魚撩乱やりました
縛羅天は縄師の凰ヒロさんが主催している緊縛をはじめBDSM的な内容のショーをやるイベントです。
ちなみにBDSMとはBondage・Discipline・Sadism・Masochismの略で、詳しく知りたい方はご自身で検索してみてください。
僕は縛羅天4から出演させていただいているので今回で5回目、Suiとペアを組んでの出演は第5回からからなので4回目の出演となります。
毎回、僕の演目は日本の近代文学から題材を拝借しその朗読をBGMに緊縛を行うというスタイルをとっており、元々緊縛とは関係ないお話を緊縛と結びつけているため意外性があるのかお陰様で一部の方々から好評を博しています。
ちなみに今までどんな演目をやってきたかと言うと、
第4回「衝立の乙女／小泉八雲」
第5回「或る調書の一節／谷崎潤一郎」
第6回「智恵子抄／高村光太郎」
第7回「外科室／泉鏡花」
です。
そして今回第8回目は「金魚撩乱／岡本かの子」でした。
どんな話か簡単に言うと「幼馴染との失恋を糧に自分の課題（交配させ新種の金魚を作る）に没頭する男の話」です。
自分をその主人公「復一」に、受け手のSuiをヒロイン「真佐子」あるいは「金魚」に見立てて彼女を縛りました。
いつも短編を選んでいますが演技時間30分では全部を読むことができません。
そのためストーリーがある程度わかるように注意しながらフェティシズムやエロを感じる部分を選んで朗読しています。
例えば次のような部分です。
それをよいことにして復一の変態的な苛め方はだんだん烈しくなった。子供にしてはませた、女の貞操を非難するようないいがかりをつけて真佐子に絡まった。
復一は身体中に熱く籠っている少年期の性の不如意が一度に吸い散らされた感じがした。代って舌鼓うちたいほどの甘い哀愁が復一の胸を充した。
今までの他の演目もそうですが男女がいればそこに恋愛感情が生まれます。
それは時に強い感情であったり屈折した感情であったりします。
緊縛もただ相手を痛めつけて喜んでいるわけではなくそこには情愛があります。
その感情をうまくリンクさせて表現できればなと思いながらショーの内容を考えています。
次回の縛羅天は2024年1月頃に予定されています。
僕の場合は演目を決めるのがまず大変なので、これから色々読んで一生懸命探します。
ショーモデル募集
（2023/10/3 追記：無事モデルさんが見つかりました）
ところでここで皆様にお知らせがあります。
約1年ちょっとくらいSuiと組んでショーをやってきましたが彼女の仕事のスケジュールの都合で次回縛羅天に一緒に出演するのが難しくなりました。
そのため次回縛羅天に出演してくれる受け手さんを探しています。
詳細は次のとおりです。
・縛羅天9の開催日はまだ未定ですが2024年1月の土日か祝日・正月休みあたりになると思われます
・開催場所もまだ未定ですが東京都内であることは変わらないと思います
・結構練習する方だと思うので練習にお付き合いいただける方を希望します
・練習の頻度はできれば週１くらい、少なくても隔週くらいの頻度で練習したいです
・一回の練習はだいたい2〜3時間程度
・練習は20時半以降を予定（１１・１２・１月は19時くらいから可、水曜日なら昼間も可）
・練習開始は早い方が良いのですが遅くても11月からは始めたいです
・練習場所は新宿あたりを予定しています
・場所代は僕が負担します
・練習のギャラは出ません
・出演料とチップは折半します
・衣装代などがかかった場合僕が負担します
・万が一緊縛事故がおこった場合は誠意をもって対応します
（幸い今までは事故らしい事故はおこっていません）
・女性の受け手さんを希望
・僕が小柄痩せ型なので、身長160cm程度以下、体重50kg程度以下だとより助かります
・ある程度の露出やスキンシップが可能だとより助かります
・遅くても10月中にはモデルさんを決めたいです（先着順ではありません）
・ご協力いただける方が複数いらっしゃった場合、ご希望に添えないことがあるかもしれません
・僕は既婚者で配偶者の了承を得て緊縛活動をしています
・パートナーや配偶者がいらっしゃる方は許可を得てください
（秘密にしてトラブルになった場合は対応できません）
上記の条件を全て満たしていなくても対応できる点もあるかもしれませんので、ご興味ありましたらお気軽にご相談ください。
どうぞよろしくお願い致します。
