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なぜ自分が勝てないか?の分析
プロフィールにも書いている通り、私は負けトレーダーです。すでにFX歴は8年以上になろうとしていますが、生涯収支はまだマイナスなので、未だ初心者の気持ちで勉強していかないと勝てるようにはなりません。
勉強は独学も大事ですが、人に習うことも重要です。そしてそれは過去の自分でも良いと思うわけです。
昨日は負けまくったわけですが、非常に良いチャート・エントリーがありました。もはや自分のお金が貯まらない理由がすべてここにあるんじゃないかと思うくらいの発見です。
ポイントは2つあり、これはずっと悩んでいたことでした。
一つは建値指値のSLにかかってしまったあとに自分の想定方向に動くこと。もう一つは高値(もしくは安値)で戦ってしまい、押し目で切られて順応法に動くこと。
つまり両方とも方向性はあってるんだけど、エントリータイミングやSLの設定のミスにより、利益を逃しているということになります。逆にいうとそれらを改善すれば(方向性はあってるので)利益を出せる、ってことに成増。
建値指値の使い方
2024年11月12日 20:00~22:00 くらいのエントリーです。いずれもLになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1731458690-e23COBWf5ygjRzc8rNLxq7bp.jpg?width=1200)
最初のエントリー(白)は非常に綺麗に取れました。下降トレンドが続いていましたが、その反発として上昇すると見込んでエントリーし、利確もバッチリです。
エントリー根拠としては重要ラインや上位足もあるのですが、画像だけで言うならば移動平均線が混戦し、20EMAは上昇の兆しを見せてきていること、今までの大きな下げのちからが弱くなってきていること、などがあります。
しかし2回目のエントリー(赤)と3回目のエントリー(オレンジ)は建値でSLにかかってしまい、利益がでませんでした。建値でSLされるだけであれば問題ないのですが、その後想定方向に動いています。これ悔しいですよね。
なぜ建値SLで切られてから上がるのか?
まず、なぜ建値指値をいれるかというと「安心したいから」に尽きます。しかしこの「安心」が曲者で、結局のところプロスペクト理論に侵されてしまっているということですね。建値指値を入れること自体は悪くないのですが、これも技術で使いようがあるわけです。
答えがでましたが、建値SLは単純にプラ転したから設定するものではなく、正しい使い方があるということで、つまり自分に当てはめるなら「うまく使えてない」ということになります。安心のための技術ではあるのですが、安心を求めるタイミングが早すぎる、ということです。
どの様に使えばいいか?
![](https://assets.st-note.com/img/1731459912-BPLQ6WC4xTKce5HSNrsDl0Fm.jpg?width=1200)
要は単純な話で、通常の損切りが上がっていくイメージで使わないとだめ、ということになります。つまりあくまでもSLは根拠が崩れる場所に使うものであって、安心感を得るために設定するものではないということ。
画面でいうとエントリーしてからできたら2段、最低でも1段、押し目や戻り高値をつけた場合に、自分のエントリーポイントの少し下や同値にSLを設定すれば良いと言うことになります。そうすれば、上昇をしっかりと取ることができます。
これを実行するうえで非常に重要なポイントがあります。それは「正しく損切りを受け入れるということ」です。この考え方は、根拠が崩れた場合の損切りは受け入れるという前提が当然必要です。目先に安心感におぼれてはいけません。
なのでエントリーポイントは見定めて、しっかり根拠を持つ必要がある、ということになります。
「レンジとトレンド」を理解する
同じく2024年11月12日 14:00~17:00 くらいのエントリーです。BTCUSDです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731460177-uWHyqpZSPM56BFjn3iXJ1IQx.jpg?width=1200)
振り返るとオレンジの枠で L や Sを入れて戦っていました。つまりトレンドが収束しようとしている時にエントリーをしているわけです。
なぜトレンドの収束と同時にエントリーし始めるか?
自分のトレード手法がトレンドフォロー型というのが大きな理由にあります。トレンドが明確にでてからエントリーしようとするため、上がりきった(下がりきった)タイミングでエントリーし、押し目で刈られてしまう、ということです。
トレンドフォロー型が本来戦うべき場所
それはレンジの時です。ただし、レンジの上下を取るという意味ではありません。
方向感を理解し
自分が見定める方向に対してエントリーし
レンジが崩れる場所にSLを設置する
これです。画像で言うところの白い枠の箇所になります。当然、これで負ける場合もありますが、それは必要経費と受け入れることが肝要です。
この2パターンから得たもの
やはり自分のトレードは順張り・トレンドフォローである、ということは揺るぎないものだと思いました。
そのうえで、今勝てていないのは明らかにエントリーポイントの問題だということです。
前者の建値SLの話は関係なさそうに見えますが、エントリーポイントが良ければ建値SLを入れる必要もなくなるわけです。
安心して保持していられるエントリーができるか・できないか、または損切りラインが適切であり「ここを超えたら保持していても損が増大するだけ」と思えるラインが引けること、になります。
そうなると「トレンドフォロー手法」というよりも「レンジブレイク手法」を採用したほうが良い気がしました。今回のパターン2の方です。
思えば移動平均にビタ付したところでのエントリーで結構勝てることが増えたのですが、それってつまりはレンジブレイクなんですよね。1分足でよく出現しますが、15分や1時間でも同じです。
単純に言うならば、20EMAと75EMAに張り付いてレンジを形成した時にエントリーする、ということになり、損切りは自分の想定方向の逆のレンジブレイクのあたり。そのレンジ幅は損切りされないロットを張るということも重要です。
というわけで今日から「レンジブレイク手法」をメインにトレードを実施していきます!しっかり結果を出せるかな。