上昇トレンド中の押し目ロングのやり方
環境認識
2024年10月29日 12:30-14:00 くらい
全体として強い上昇トレンドが継続している状況。ゴールドは史上最高値を更新し続けていて、転換するまでは上目線で進めるという認識
トレード全体像
押し目を狙ってLエントリーしました。
リアルトレード
上昇の失速
上昇トレンドが続いているが、押し目が深く入り、20EMA(青)を割ってきている。このまま上値を更新できなければより強く押し目を作る可能性がある。当然、この段階でのエントリーはなし。
75EMA にタッチ
75EMA にタッチしたので、私はここでLエントリーをしました。予測としては描いている通りで、75EMAで反発すると予想してのエントリーです。
しかし、これは悪手であり、今まで何度もこのようなエントリーで刈られています。いわゆる「値ごろ感」でのエントリーとなり、非常に危険です。
200EMAタッチ
結果、200EMAまで落ちてきました。ここで私はナンピンをします。「さすがに200EMAには反応するだろう」という理由で。
もう結末はわかると思いますが、「だろう運転」はやってはいけないことです。
200EMAを割る
もちろん反発する可能性がゼロではないですが、根拠のない不確実性にベットするのはギャンブルです。上記で入った2ポジはここで損切りになりました。
大事なことは重要ラインにタッチすることや移動平均にタッチすることではなく、上昇のためのサインがいくつも点灯しているかどうか、です。
Wボトム形成
ここでWボトムを形成し、上昇に転じます。まだ明確にエントリーポイントとは言えないですが、損切りラインを設定したうえでのエントリーであればここでエントリーしても良いでしょう。
エントリー
ここでエントリーしました。根拠は以下になります。
Wボトムからのゴールデンクロス
20EMAへのビタ付け
15分足の20EMAに対する反発(上昇トレンド継続の判断)
正直このエントリーはWボトムの更に下にダマシをつける可能性も結構会ったとは思いますが、リスクリワードとしては悪くはない(めちゃくちゃ良くもないけど)と思います。
利確
途中でもう一箇所エントリーポイントがありますが、損切りが深くなってしまうので、ピラミッティングをするのであれば入っても良いかもしれません。ちなみに私は入っていません。
ピラミッティングする場合は損切りラインを上げて、少なくとも最初のエントリーの建値くらいには置いておいたほうが良いと思います。
利確根拠は以下の通り
前回高値圏 = 当時の最高値圏
これのみです。更新しまくっている状況だったので当然高値を再度更新する可能性はありますが、深追いする意味はあまりないのと、この段階で50pips程度の利益は取れているので、利確するのが吉、ということになります。
利確後
きれいに落ちてますね。やはり史上最高値は簡単には更新できないということでしょう。仮に高値をここで更新したとしても50pips前後取れているなら十分なので、悔しがる必要はない、ということだと思っています。
上位足の状況
4時間足
大きな下落になる可能性も秘めていますが、一度つけた高値に対し、急角度で上がっている場合は一度抜けにいくことが多いため、上がると判断しました。
また20EMAにビタ付けしていることも着目する点です。
1時間足
ここは正直微妙な動きですが、上昇トレンドは崩していないので上目線で良いと判断していました。
このあとゴールドは更に史上最高値を更新するので、結果的に読みとしては全く間違っていなかったということになります。
15分足
ちょうど20EMAにぶつかったタイミングでした。ここで1分足が上昇の兆しを見せなかったら、下に行ってた場面と見ています。
まとめ
今回のような「上昇トレンド」→「押し目」→「再度上昇」といった流れは鉄板パターンなので、しっかりと身につけて、再現できるようにしていきたいと思います。