保育withコロナ時代に必要なもの
全私保連調査のアンケート報告書が発表された。
前回の4月時点で行われたコロナ禍のアンケートより2ヶ月。興味深く、熟読させていただいた。
緊急事態宣言が解除され、まだ予断が許さない状況ではありますが、6月末時点では、子ども達の出席率が伸びているのは、保育業界としては嬉しいこと。と同時に、現場では衛生管理と通常保育を行うにあたって、人員不足が見られており、元々人員不足な業界で、さらに疲弊する保育現場が予想できる。
愛着形成が必要な幼児期、特に0〜3歳児では三密を言ってられない、マスクで顔が隠されてしまい表情が伝えづらいなどの声も聞いている。新しい保育の模索が始まったが、一つ一つの目の前を手探りしているが現状だと思う。
いろんな課題が挙げられているが、私自身、アンケートから気になった課題
は、他の保育園との情報ネットワーク作り。
以前、私が勤めていた認可外保育園では、認可保育園と区の連携のような物がなく、重要な判断をしたい時に、区や都の判断が得られなかったことも多々あ利、非常に大きな不安を感じていた。
そんな時、同じ想いで働く保育園の横のネットワークがあれば、どれほど有り難かっただろう。
従来の保育方法や職員のスキルアップをアップデート、もしくは、パラダイムシフトしていく時代がきたと思う。
いち園では立ち向かえない大きな壁。まさに、今、横の繋がりを持ち、保育業界全体で、子どもの未来を守らなければいけないと思う。
これから、作ろうとしている保育士のオンラインネットワークは、そのような対話ができ、情報交換ができるプラットフォームを目指したい。
地域や保育園規模、方針は様々かもしれないが、情報は命綱。
一人一人の保育士が輝き出し、エンパワメントする時代に突入したと思う。
チーム保育士で、新しい時代を切り開きたい。
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