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流水落花の果ての読書

こんばんは、まゆりです。
関東は今日から梅雨入りのようです(もっと早く梅雨入りしていると思っていた…)。梅雨が明ければ夏だなぁと思う少しの楽しみと、過ぎた季節への寂しさと未練と。

先日まめちゃんと「一か月後二か月後でさえ自分が何しているか想像できないよね~」なんて話してて、家でその言葉をもう一度反芻したけどやっぱりどうなってるかわからんなと感じたのでした。3月くらいからずっと同じことを思っているようなこともするし、実際予想できない出来事がたくさんあった。

その時読んだ本とか、よく聞いた音楽は当時の自分の気持ちだったり状態を表しているような気がする…ので、まったく予想できない、先の自分へ、2021年のここ最近はこんな本を脳の栄養にしていたよという覚えている限りの記録。音楽は膨大過ぎるので割愛。読み返したのも新しいのも文字物も漫画も画集もぐちゃぐちゃに羅列、なにしろ私はとっても横着な性格でございます。

・女が死ぬ(松田青子)
・おばちゃんたちのいるところ(松田青子)
・父の詫び状(向田邦子)
・渡辺省亭 花鳥画の孤高なる輝き(画集)
 /緊急事態宣言で展示に行けなかったので
・小原古邨 海をこえた花鳥の世界(画集)
・Distance わたしのstayhome日記(今日マチ子)
 /元気のない私を見かねて友人が贈ってくれた本、嬉しかった!
・海街diary(吉田秋生)
   /さゆちゃんに影響されて。このタイミングで読んで本当に良かった。
・宇宙兄弟(小山宙哉)
 /前職の仲がいい後輩が貸してくれた。これも今の自分に必要だったと感じる作品。
・百日紅 上/下(杉浦日向子)
  /気持ち悪いくらい趣味が合う人に貸してもらった。
・二つ枕(杉浦日向子)
・合葬(杉浦日向子)
 /百日紅に感化されて好きな杉浦作品を読み返した。
・ベルリン上の空(香山哲)
 /めちゃくちゃに好きな本になった
・きのう何食べた?18巻(よしながふみ)
・急がなくてもよいことを(ひうち棚)
 /ずっと発売を心待ちにしていた本。
・坂の途中の小鳩荘(曽根愛)
・旅の本(小指)
・風の谷のナウシカ(宮崎駿)
 /毎度全巻読み終わって超ぐったりするが人生に必要な本。
・女の園の星2巻(和山やま)
・Sketchy4巻(マキヒロチ)
・我々(桑島 智輝, 安達 祐実)
・泣かない女はいない(長嶋有)
・噺は生きている 名作落語進化論(広瀬和生)
・不染鉄ノ便リ(不染鉄)
・おまじない(西加奈子)
・わいるどらいふっ!(一日一種)
・ドミトリーともきんす(高野文子)
・科学歳時記(寺田寅彦)/読んでいる途中

前の記事でも書いたけれど、引き続き散歩をめちゃくちゃしている。めちゃくちゃしていると季節の移り変わりとかに気づきやすくなるわけで、昨日咲いていなかった花が咲いていたり、逆に咲いていた花がしおれてきていたり。緑が柔らかい感じから輪郭がはっきりしていったり。ツバメやカルガモのヒナが日に日に大きくなっていったり。ふとした匂いでしばらく会っていない人や好きな街や思い出を懐かしんだり。散歩の草花図鑑が愛読書となっている。
こういうことに気付く気持ちや目線はこれから先もずっと持っていたいなと思う。それと、季節とか自然を感じるだけじゃなくて、なんていうんだろう…取り入れる?共生する?うーん、与えてもらったものを味わう?うーん難しい。うまく言えないけどそんな生活が理想になってきている。

過ぎ去った物事は変えることはできないけれども、一分後でも明日でも先のことは自分の気持ちで変えることができると考えたらなにしてるかわからないなりにもなんか気力が湧いてきたのでした。

最後に最近よく聞いている音楽を一枚だけ。本を贈ってくれた友人にこれも教えてもらった。少し早い音楽の季節の便り。

次はまきさん、「よ」か「しょ」でお願いします~

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