年の瀬です、今週の担当はまゆりです。
私事ですが今月から働く環境が変わって、てんやわんやの毎日を送っています。新しいことを始める、覚えるって大変だけど楽しい。
さて、ひゃっきーの「秘境。陸の孤島。旅人の木。」から「き」を引き継いで「きやきや」。
「きやきや」って言葉、どんな意味だと思います…?
気になりだしたらこんな言葉遊びをおすすめします。
一昨年、オカヤイヅミさん著の「ものするひと」という漫画にはまり、その中の登場人物たちが夜な夜なしていた言葉遊びが「たほいや」というものでした。「なにこの遊び!楽しそう!」と友人を誘ってやってみたのが始まり。
わたしたちが遊んでいたルールは次の通り。
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前提として親と子が存在します。
出題する人が親、考えて答える人が子。親は一人です。
参加する最少人数3人、多くても6人くらいまでがちょうどいいかも。
あとは広辞苑やネットの辞書を用意してください。
ネットだとgoo辞書がおすすめ!
1、親はみんなが知らないであろう言葉を広辞苑などから選んでください。
たほいやは90年代に流行ったこともあるそうで、迷う人はネットで調べてみると色々なお題が転がっています。
選んだら、子にその言葉を「ひらがな」で提示してください
↓ ホワイトボード使うと便利 ↓
2、子たちは出題された言葉の意味を考えます。
正確な意味を考えないで本当のような嘘の意味を考えてください。
配布された紙に考えた意味をそれぞれ紙に書きます。
この時に辞書らしい言葉づかいで書くのコツ。
3、親は子から集まった意味に、本当の意味を足して順に発表していきます。この時もちろん誰が考えたかは伏せてくださいね。
4、子は発表される中で本当の意味だと思うものに投票を。
5、投票が多かった意味を書いた人が、次の親になれます。
もしここで本当の意味が選ばれた場合、親がもう一回出題をします。
以下繰り返し。
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親になったらいかにおもろいお題を出せるか…
子になったらいかに本当らしい嘘の意味を考えるか…がポイントです。
見事自分の嘘の意味が選ばれたときは何とも言えぬ快感!
ここまで読んでお分かりかと思いますが、私は説明がど下手なので…
この記事が流れもルールもわかりやすいかも。
他にも色々調べてみると細かいルールなどたくさん見つかります。
ググってみてください(人まかせですみません…)。
今回のこの記事のタイトルにした「きやきや」は私たちが初めて遊んだ会で実際に出たお題です。(初回だったのでどちらかのサイトから拝借した気がする…)
子たちが考えた嘘の意味と本当の意味が混ざった回答はこちら。
・東北地方に伝わる民家に住みつく神の一種。金運をもたらすと言われる。座敷わらしと似るが、団体で現れると言われる。
・亜熱帯地方に広く分布する、主にガムの香料に使われる実。
・材木商の一種。木に火を通す工程を専門的に行う職人。
・体の一部が鋭く痛むさま。
・きらびやかな様。邪馬台国卑弥呼を称する言葉から引用された言葉。
・美しく化けること。きらびやかな様。
★鬼夜鬼夜。鬼たちが夜に徘徊しているさま。転じて、夜通し街を歩くこと。
さて、どの意味があなたは本当の意味だと思いますか?
ちなみに★マークがついているものがその時その場でみんなが本当の意味と選んだ回答。
果たしてこれは本当の意味?嘘の意味?
新しい言葉を知ること、自分の脳で意味を妄想で考えるのはおもろいなぁ、そしてみんなの意味を聞いていろんな考えがあってさらに面白いなあと感じる遊びです。頭をめちゃくちゃ使うので脳が疲れます…が心地よい疲れ。
ちなみに今まで私が参加した会で出たお題はこんなのが…
ぜくと・ちんぱん・えごえご・にんぴちく・ししこふ・そんこい・しわたろう・かおりん…
一時期頻繁に会を開催していた時は、お題を探すため&辞書らしい言い回しを習得するために通勤時間に辞書を熟読する強者も現れました。
自粛期間中にラインとZOOMを駆使してオンラインでもできました。
手段を考えればそれぞれが家にいつつ楽しめる、企画してくれた友人の行動力、企画力にあっぱれ。
是非、年末年始の遊びに「たほいや」はいかがでしょうか?
わたしも今年は実家に帰らないので、久しぶりにだれかを誘ってオンラインでやってみようかしら。
そして私のたほいやの原点「ものするひと」。
こちらも年末年始の読み物にぴったりです。
それでは、ちょっと早いけどみなさんよいお年を!
まきさんお次は「や」です~