こんばんは、まめです。てあらゆ=手洗湯ということで、大好きな野沢温泉の熊の手洗湯からタイトルをもらいました(1300年前に熊が源泉を見つけた伝説があるそうです。早くまた行きたい)。温泉のことを書きます。
多くの人が温泉好きですが、私もまた温泉が好きです。暇があれば神秘の湯を見ています。
2021年の下半期、久しぶりに温泉に行けました。死ぬまでに一度は行きたい温泉がたくさんあり、少しずつ訪れています♨️
まずは宝川温泉。休職中にどうしても行きたく、厳戒態勢で行きました。絶景のアルカリ性単純泉。
そして別府温泉。私は大阪から夜行フェリーで行きましたが、別府の朝はとても早くて6:30から共同浴場がやっています。パン屋さんも6時くらいからやってました。
私が行ったのは駅前高等温泉と竹瓦温泉。この写真は竹瓦温泉ですが、ここはなんと砂風呂があります。早朝の冷えた体をあつ湯で芯まで温め、8:00の砂風呂開場を待ちました。サウナも岩盤浴もあまり得意でないので、砂風呂は10分も我慢できませんでした。でも全身隈なくあったかくて気持ち良かった〜。これで私は砂風呂に入ったことがある人生へと進みました。他の共同浴場も行きたかったな〜。
その日は湯布院に泊まり(もちろん最高でしたが割愛)、翌日は長湯温泉へ。まずはここに行かずには死ねないと思っていたラムネ温泉。源泉は国内では珍しい天然の炭酸泉と褐色の炭酸水素塩泉の二種類で、露天あり、サウナあり、名建築あり、グッズあり、かわいい猫たちもいました。ここは絶対にまた行きたい。。。
その後立ち寄った千寿温泉も温泉が好きな人にはたまらない、析出物で浴室がどろどろ、若干の鉄っぽさ、自然の恩恵!しかも100円で入れます!こういうところにまた行きたいなあ。
そんなこんなで、この連休も日帰りで箱根に行って参りました。何年ぶりになってしまったのか。箱根湯本に電車で行ったことがある人ならきっと誰でも見かけたことがある、駅前から駅を振り返ると目に入る三角屋根のかっぱ天国にようやく行けました。
下から見てると駅からすっごく近いように感じますが、斜面が意外と急で、人力でスイッチバックして登ると息切れします。
加水・加温なしの源泉掛け流しで箱根らしいアルカリ性単純泉。ときどき間欠泉のような勢いで、上から源泉がじゃぶじゃぶ注がれます(湯守の皆様におかれましてはこれからもどうかこの温泉を守ってください。本当にありがとうございます)。
しかしなぜ名前が「かっぱ天国」なのか。勝手に推測してみました。
かっぱ=お皿が干からびると死んでしまう
→惜しみなく注がれ続ける源泉を表しているのではないか
→熱湯を注がれるとかっぱは死にそう…
→天国?
→かっぱ天国?(死なずにかっぱがハッピーという意味だったらいいなと思います)
温泉に入っていると、源泉が湧いて湯船を満たしていく様を想像して感謝の気持ちでいっぱいになります。生きていて最も後ろ髪を引かれるのは源泉掛け流しの温泉を出るときかもしれません。こんな温泉に入れるのはこれが人生最後かもしれない…と思うとなかなか出られないものです。
ロマンスカーで有名な箱根プリンを初めて食べたけど濃くて美味しかったーー。読みかけの本と共に。
次はのんちゃん。よろしくお願いします!