ヘタレ証券マンだった私が本を出版させてもらえた理由
本日こちらの本がぱる出版様から全国販売になりました。
先行してAmazonさんや紀伊国屋さんで注文されていた方はもうお手元に届いているようでこの週末、「届いたよー」「買ったよー」と言われるたび、シェアしてくださるたび、こんなにしてもらって本当にいいのかなと…。そして恐れで((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしております。
この本は”有限会社東信保険サービス”の代表として出版いたしました。
この会社は父が私に遺してくれた会社でこの会社の代表として出版できた、この会社を引き継いで名前を遺せたことが本当にうれしく思っています。
買ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。
心から感謝しています。ありがとうございます。
美春さん、投資信託の本書いてみませんか
昨年の11月、こんな話が突然箱根駅伝からつながったご縁でビジネスの話をするようになった野本さん(野本さんについて私が書いたブログがあるのでぜひこちらも⇒私に影響を与えた経営者たち)
野本さんのご友人である、原田さんからのお話ということで、さっそくお話を伺うことに
内容を聞くと
2022年に高校の家庭科で投資信託を扱うのでそれに向けた書籍とのこと。
自己紹介の書面をお渡しし、原田さんの面談。
そこから、何人か、名前も聞いたことがある人がいる中、高橋さんに決まりました!!とのご連絡を受けた日、私は人前でワンワン泣いていました。
私は証券会社では華やかな社員ではなかった。数字もたいしてできなかったし、どちらかと言えば下から数えた方が早かったと思う。
ただ、ずっと「投資の世界を一部の人だけではなくもっと多くの人に知って欲しい」その思いで他の証券マンの独立組とは全く違う導線を歩んできました。
なかなかお金にはならないし、コツコツやっていくしかないという思いと、このままでいいのだろうかという焦り…
人と違うことをするというのは本当い孤独。そして、私はフリーで誰かに何かに頼ることもできない状態
本の話がきたからって私が成功者になれたわけではないわけだけど私がやってきたことが「カタチ」になる。と思ったらそれまでの苦労や不安が報われた気がして、涙が止まらなかったのです。
話が進んで、出版社に打ち合わせに行くことに
そこでまた私に幸運が訪れました。
投資信託を説明するようなものではなくてもっとオリジナルなもので…とのお話だったのでその頃から興味を持ち出し勉強し始めた「信託」からの投資信託の話はどうだろうと考えていたのだけどイマイチ自分でもピンと来ていませんでした。
ところが、うち合わせの中で出てきたのは、思いもしない話でした
このコロナや出版社さんの内部の変化によって、「高橋さんの得意なことで、14歳くらいから読める投資の本」を書いてくださいということになったのです。
私のやってきたことがそのまま書けるって私にとってこれ以上ないこと。
そして私が信じてやってきたことが世に出るチャンスになったわけです。
本を書いてみての感想は、私は新卒から金融機関にしか勤めたことがなく、出版社のいろはがわからず、そこにもまず面喰いました。
本を書いたことがない私の面倒をみてくださった出版社さん、出版社に繋いでくださった表さんや原田さんも相当大変だったと思います。
こんな時に…なのですが、11月末にプライベートでごたごたしてメンタルをもっていかれました。
気持ちよく本に向かえない。締め切りはくる。書かなければならない状態で毎日机に向かって悩む日々…
心も身体も疲弊している中でコロナはまた猛威をふるい、ますます引きこもり状態で机に向かっていても書けない状態に…
いかに自分をリセットするのが大切か。
私のワーケーションも自分をヨイショして気持ちよく仕事をさせるためから始まりました。
普段こうやって文章は好きなように好きなことを好きな時に書いているので意識していなかったのですが
文章を書くということは自分を削る行為でした。すごくエネルギーを使って生みだしました。
処女作ということで足りないところ、粗削りなところもあると思いますが、そこはちょっとだけ目を瞑ってもらえたらうれしいです。
この本を書き上げた日、友人から電話がきて、ライターの依頼をいただきました。また書くんです。本を。(笑)
私はもう出版し世に出したので、いつまでも過去の栄光に(なればいいけど)に執着せず、前を向いてどんどん皆さんに頂いた恩をお返しできるように頑張っていくつもりです。
改めて出版に関わってくださった方、この本を手にとってくださった方、皆さんに心からお礼申し上げます。
そして少しでもそんな方のお役にたてますように…