Workation vol.6 YAMANASHI 2021.4.9～③最終話
2日目の夜飲みすぎて頭痛とともに朝を迎えた。
ホテルの朝ごはんを少し食べ、温泉に浸かってたっぷり山梨を堪能したので帰ることに
帰り道、大月を通って帰ろうと車を走らせていたのだけど標識をみていたら、河口湖に行こう！！と思い立ち、突然の予定変更。
これも一人旅の醍醐味だと思う（笑）
山道をレガシィで走っていると、馬力があるので大変楽しい。
そこから「滝を見たい！！」で河口浅間神社へ
浅間神社とは富士山神様、または神様が鎮座する神体山として祀っている神社のことをいうそうです
河口浅間神社で行き方を聞いたら、「その来靴じゃ無理だよ」と言われてしまった。
無理と言われたらますます行きたい派。
そこで車で行けるところまで登ろうと…道は狭くカーブミラーも少ないので、舗装された道路が終わったところで車を止め歩く
遥拝所 天空の鳥居⛩
ここまで登ってさらに滝の方へ歩く
道が正しいのかもよくわからず、グーグルマップは頼りにならない不安の中で迎えてくれた景色
松尾芭蕉
ってこんな気持ちで日本を回っていたのではと思いました。
苦労して、不安を抱えて出迎えてくれるこんな美しい日本の景色に、私ここまできたよ、ここまで自分の意志で歩いて自分の力で登ってきたよ！！と人生と重ねて思いがめぐります。
人生は標識もナビもありません。信じるのは自分の「こうありたい、こうなりたい」と言う思いだけ、歩きながら不安になることもあります。
壁もあれば茨の道もあるし味方も敵も現れる。
でもそれを乗り越えた時の景色の美しさを知ったら挑戦せずにはいられない。
こうやって私は多くの人に助けられつつも回り道もしてきたしたくさんの壁も乗り越えてこれたからこそそこから見る景色が本当に美しいんだなと思いが溢れて涙がでました。
でもまだ、知らないこと、未知の世界がたくさんある。また体力をつけてこんな景色が見たいと思いました。
松尾芭蕉の辞世の句を載せます
「旅に病んで 夢は枯野を かけめぐる」
旅で病に倒れたけれど夢では枯野を駆け巡っています。
私もこうありたい、できれば最後は与論島で
今回の旅はここまで。
私は恵まれてこんな生活をしています。皆さんにもいい気をおすそ分け
次はどこにいこうかな。