気象予報士になった理由
皆さま、こんにちは、みはれやÅちえまるです
2021年8月8日刊行した
わたしの色が、めばえる。コローレ
手に取っていただけたでしょうか?
刊行より約1年!
経ってしまった!
遊ぶをテーマに
いろんな分野のライターさんから集まった遊び
遊びまくってもらえたでしょうか?
わたくしは気象予報士という資格から
今は便利な時代です、予報図などすぐに手に取っていただけるので
それをもとに、予報士ごっこできないかなぁと思い
書いてみました
右端の書いた人、に
『気象予報士になったわけ』を公式LINEで公開予定としましたので・・・
してました!
からの、時間経過しましたので
せっかくなので
夏の試験も近いですし
久しく気象予報士、忘れてるのもありまして
思い出しも含めて…公開です
少し長いのですが、お付き合いいただけたらと幸いです
1.正社員時代
私、もともとはここで働きたい!と、専門学校時代よりアルバイトを重ね、福祉関係の病院へ就職しました
計9年間、途中仕事場の土地ごとお引越しなども経験し、役が付いたりと様々な経験をさせてもらいました
その引っ越し先もさらに自然の多い場所で
冬にはうりぼうさん(イノシシ)と遭遇するくらいの自然に囲まれた場所
働き始めた頃はまだ携帯のカメラ機能が今に比べると性能低く
それでも何枚も雲の写真や空の写真撮りためたりして
自然っていいなぁ~同じものに出会えないからなぁ~
と、忙しさを紛らせたり、気持ちを落ち着かせたりしていました
その頃同僚が予報士って資格があるんだよ、と教えてくれたことがありましたが
テレビだけの世界と思い込んでいました
2.ハローワーク
そんなやりたかった仕事を、退くことになり
ハローワークへ通いだすと目の前に一つのお知らせが
【資格を取りませんか】
就職するのに国家資格を取っていると有利とあり
もちろん資格を持って就職をしていたので有利なのはわかりましたが
まさか、その学校があるなんて思いもよらず
偶然受けていた適性検査のようなものでも上位だった気象予報士の学校へ
『行かせてください』となったわけです
理系育ちでもなく
福祉現場しか知らない
言えば全く世界の異なるほうへ飛び込んでみることへ
少々すがる気持ちでした
今まで見てきた仕事から離れたくなっていて
若い私は、思い立ったらやってみたい人
ハローワークの補助を得て、気象予報士の試験を受けるためのスクール
どういうわけか、行かせてもらえることになってしまったのです
3.学習の仕方
独学という方法もありますし、通信という方法もあります
が、私の場合は・・
その当時のハローワークからの補助にて
ヒューマンアカデミーさんでお世話になりました
週に一回
社会人で受講できるような時間・金曜日の夕方からの3時間
訳も分からずに突然のみっちり3時間
地学から勉強がスタートします、本当に基礎の基礎
身体を壊してからの、机だけに向かうという3時間
まぁきついこと!
京都まで通ってもいましたので、もうリハビリです
ただ、教えてくださる先生も
ヒューマンの担当さんもいい人で
なぜかやめようとも思わなかったし、くじけてついていけないということもなかったのです
分からなければわかるまで、でしたし
しっかり持ち上げてもくださっていた(笑)ので、どちらかというと楽しい時間
ところが、あとにも書きますが早々に試験日がやってくるのです
これが私の一回目の試験になりました
いやいや、まだ地学だし!!
って午前の分しか受けられないし!
もちろん不合格
4.気象予報士試験について
気象予報士の試験
こちら、年に2回
8月と年明け1月、第4日曜日に行われます
会場となる場所は6か所
以外に少ないので、地方の方は大変
私は、どの試験も大阪の会場で試験受けましたが
これがまた普段だったら行くことのない工業系の大学だったりで
試験で緊張しているうえに、迷子の心配まであるのです!
さて、その試験ですが『学科』と『実技』とあります
学科には『一般』『専門』とあり、5択マークシート方式の15問
1時間ずつの試験
【気象業務支援センター】さんから抜粋すると
こんな感じです
なので、前述の私の第1回試験の時には予報業務に関する一般知識に入ったところだったので
分かるわけもない!
先生いわく、試験会場や試験というのがどんなものか見てくる遠足
ということだったわけです
遠足・・・とていい経験でした
なんしか男性ばっかし!年齢も上の方が多いような・・・
やはり世界が今までと違う(笑)
話を戻しますと、この5択15問
真剣です
一つずれてもいけないし
何より大事なのは、一番最初と最後に氏名記入の確認を時計見ながらするのです
意地悪な問題も案外あって、まんまと!という会もありました
こちらの学科は、合格すると1年試験免除していただけるので
試験科目を減らし、集中して実技勉強するという年もありました
逆に『一般』が先に合格、次の試験で『専門』が合格
それまでに実技の合格が出来ず、『専門』だけ免除なんてこともありましたよ
ここまではマークシート、午前中に行われます
午後から『実技』
75分間の2題、概要は・・・
ざっくりですが、これなんです
始まりのチャイムと同時に開けた試験用紙から
どのような天気の状態なのか?
予報はどうなるか?予報図はどうなるか?
緊急時にはどう対応すべきか?
が問われる問題、75分で書き(解き)きります
これを二題分
だいぶとハードです
帰るころには、反省と出来たかも?という気持ちとで毎回本当にヘロヘロでした
ちなみに合格基準は学科両方とも15問中11問正解
実技は総得点が満点の70%以上
(ただし難易度によって調整される場合あり)です
よく言われている合格率は5%
100人のうち5人、今でもそのようです
ちなみに、2021年度の試験が
年明け2022年1/30(日)
受付が終わってますので、この回は受けることはできませんが
興味のある方は来年度の8月でチャレンジ!
もし今回受けられる方おられましたら、あともう一踏ん張りですね
5.働きながら試験を受ける
ハローワークからの補助や
ヒューマンさんや予報士試験スケジュールなど
予定を何も知らずに気象予報士を目指すことを始めたので
補助がなくなったり
ヒューマンさんの『実技』の授業に入るのがずっと後だったりして
退職金もありましたが、とりあえずのお仕事復帰をし
働きながら
体調を整えながら
たのしく続けること5年
つまり合計9回、試験は受けました
ヒューマンさんへは2年くらい通ったでしょうか?
お二人の先生に巡り合えて
基礎は同じでも、教わり方が変わったことで理解も深まりましたし
3年目、4年目とサポートを先生にしてもらいながら
復習し続けて8回目の試験
これは受かった!と思え、会場を後にしたこと覚えています
届いた結果が【不合格】とあり、相当落ち込み
次回の試験で受からなかったらもうやめようと挑んだ9回目
体調絶不調な上、夏の暑さとクーラーの寒さ
またいつもの夏の会場と異なる大学で
不慣れも手伝って、とぼとぼと歩くことしかできず
試験はとなると集中集中で疲労しかなかったかえり道
これも忘れられないですね
合否発表の日、はがきが届くのですが
それまではしたことなかったこと
ふとはがきを空にかざしてみたんですよ、9回目にして初めて
そしたら【合格】の文字がすけて見えて・・・
まだ左端の小さな『ここからはがす』をしないでいたので
まさか~と思ってました
はがしてみると【合格】ってあったんですよね
やったーーーーーー!というよりは
あれま、受かったしまった・・
そんな感じ、でした(笑)
6.最後に
気象予報士になったわけ
どちらかというと≪気象予報士になれてしまったわけ≫(笑)
いかがでしたでしょうか?
介護だけでないお仕事、始めたい
空や雲、時に雷を見て写真を撮るということから
なかなか慣れない苦手なハローワークでみつけた
【気象予報士】という国家資格を取るまで、でした
この経験から得たことは
勉強をあきらめずに継続していれば取れる
(諦めたらそこで終わり)下調べなしでも大丈夫
(直感、時に大事)ネタに事欠かない(笑)
でしょうか?
実際のところはと申しますと・・
30代半ばで資格を取得したこともあり
中途採用してもらうには年齢がオーバーしていたこと
この資格を持ちながら、他の仕事と折り合わせられるものを見つけられたらいいよと言われていたこと
ということで、気象の現場に立つことはなく
カラダを整える仕事をしております
気象があることというのは
カラダと似て非なるものと思っています
気象予報士の資格を持っているわたしだからできること
今後、これを機会に発信していきたい
そう思って、こちらは終わりにします
あぁたのしかった!
長文おつきあいありがとうございました
みはれやÅちえまる