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憧れで、終われない #複業の原点

今日は#複業の原点 について書こうと思います。

私は2016年9月に『先生の学校』という団体の運営を始めました。これが複業の一歩目です。
そして半年後の2017年3月から広報PRプランナーの業務委託を始めたり、フィンランドの教育視察ツアーを主催するなど、複業の数が増えていきました。

なぜ本業もあるなかで、複業を始めたのか。
それは「憧れで、終われない」という気持ちでした。

私は大学時代に演劇にハマり、宝塚から小劇場まで観劇の日々。どっぷり演劇にハマっていました。

なかでも、Sさんという東京の小劇場界で活躍する女優さんに憧れ、一人暮らしをしていた名古屋から夜行バスに乗って、何度も彼女のお芝居を観に東京へ。

Sさんは、とある劇団の看板女優で、演技はもちろんのこと、脚本・演出もできるずば抜けたセンスの持ち主でした。
Sさんのようになりたくて、彼女の話し方を真似してみたり、彼女の出演しているDVDやラジオを何度も何度も繰り返し見たり聞いたりして、Sさんの感性や考え方に触れる時間を作っていました。
とことん真似ることで、多くのことを学ぼうと必死でした。
 
最終的には「かばん持ち」まではいきませんが、自ら志願して車での送り迎えをやらせてもらっていた時期もあります。
Sさんが私の目標であり、憧れでした。

でも30歳を過ぎたころ、どれだけSさんに憧れ真似をしても、私がSさんになることはできない、そんな当たり前のことに気付きます。

憧れでは超えられない。
でも、超えたい。

私がすべきことは、Sさんから学んだことを活かして「三原菜央」をしっかり創っていくこと。私にしかできないことって何だろう、そんなことを悶々と考えるようになりました。

そうして、私にしかできない、私らしい活動として始めたのが『先生の学校』です。
Sさんと同じフィールドでは、Sさんを超えることはできない。でも、自ら誰の足跡もついていない道を開拓することができれば、超えることができるかもしれない。

Sさんのように「私らしく生きる」を追求した結果、私は複業を始めていました。

憧れで終わりたくない。
その気持ちが、複業の原点。さらに、今も私の原動力になっています。


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