江戸川Qの『ドローンを追う』#30
福島と長崎を“ドローン特区”に指定 (logi-today.com)
閣府は4日、国家戦略特別区域諮問会議で、長崎県と福島県が「新技術実装連携“絆”特区」に指定したことを発表した――という、記事です。
共に買い物困難者を対象とした行政政策のようです。
正直、…こうした特区があるとは知りませんでした。
(NHKより抜粋)
「新技術実装連携“絆”特区」に長崎県指定ドローン配送向上へ|NHK 長崎県のニュース
(首相官邸)
令和6年6月4日 国家戦略特別区域諮問会議 | 総理の一日 | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)
こうしたことがドローンの周辺で進みつつある状況を僕達はどう考えるべきでしょうか?
ひょっとしたら、これからの未来社会における課題というのは「日本」では非常に深刻なのかもしれません。それは見えている人には見えていて、そして見えていないひとには見えることなく、やがて沼に陥るということでしょうか?
日本という国家が新しい「技術」に頼りつつ、しかしながらそれが現在進行形でか抱える課題にいまだ追いつけていなくて、焦っている感もしますが、このドローンという技術を追いかけてい行くことで、様々な課題が見えてくるのは自明かもしれませんね。
では皆さんの側に起きている課題を「受動的」にしていて、いつか誰かが解決してくれるだろう――としても、それを期待すべき指導者(リーダー)を育てないままにした社会が「いざとなっても簡単に動けるぞ」という期待を持つ症状というのは、様々な想像芸術に浸り中毒麻痺になってしまった人々の淡い回避的な期待かも知れない絶望的な病気ではないか…、それは早合点ですかね。
ドローンは具体的な形で社会の実装化が、日本では欧米よりも進んでいます。そのことは暗に、日本が「あらゆる面」で急速に萎み始めていることを示唆している新時代への「啓示」かもしれませんね。
文:江戸川Q