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江戸川Qの「独想感想文」#11

 本作は「うつ病」に対して人類が如何に古代から現代まで向き合って来たか。それについて古代の迷信から、現代までの変遷を幾つかの問題点や課題を簡潔に取り上げながら書かれています。

――病気の正体とは何か?

 おそらく誰もが疑問を持っているとも思われます。本作はその事について専門的な解説を散りばめているものの、あくまで興味を持たれている方々への「入門書」とも言える立場をとっています。
 然しながら要点についてはコンパクトにまとまられており、また未来に対 する挑戦と病気の解明についても示唆を含んでいます。
 
 高度化し、次のフェーズへ向かおうとしている現代において「人類」はどのような形で共に歩んでゆくのか。

 もしあなたがこの本を気になったら、
 そんなあなたにこの一冊を。

 そして
 あなたが一冊の本を読み終えたら、あなただけの「独創感想文」を。

 文:江戸川Q 



 

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