青天の霹靂とは、まさに。〜自担の結婚初体験中〜
2024年3月3日(日)12時過ぎ。
この日私はどうしてもおにぎりが食べたくて、白米が炊けるのを呑気に待っていた。
12:06
ファンクラブからメールが来た。
『加藤シゲアキよりファンクラブ会員の皆さまに大切なご報告がございます』
え…。
固まった。
この手のメールには正直トラウマがある。
でも脱退はないだろうと確信していた。
ちょっとお休みするとかかな…と思った。
まさか結婚とか?いやいやそんなまさか…。
と思って恐る恐るページを開いた。
結婚だった。
はぁぁぁぁぁ!?!?!?
と絶対下の階に聞こえたであろう大声で叫んだ。
おめでとうってその場で言えたか、思えたか、もう覚えていない。
とにかく涙と笑いが止まらなくなった。
この笑いはなに?と自分でも思うがとにかく私は泣きながら笑っていた。
そしてすぐSixTONESのオタクであるいとこに電話をした。
さっきまで次の現場の打ち合わせをしていたオタクの師匠と言える友達にも『シゲアキ結婚した』とLINEを送った。
2人ともめちゃくちゃ驚いていた。
そりゃそうだ。
シゲ担の私ですら普通に道を歩いていたら新幹線に轢かれたくらいの衝撃(オタク友達にわかりやすいと言われたのでお気に入り表現)だったんだから。
常々私のシゲアキ話を聞かされてはいたけれど、他担である2人はそりゃびっくりするに決まっている。
いとことの電話でも私はやっぱり号泣しながら爆笑していた。
もう自分がどういう感情で泣いているのかも笑いが込み上げてしまうのかも全くわからない。
それでも涙と笑いが止まらないのだ。
おめでとうって、その時は言えた。
そりゃおめでとうだし、やましいことなんて何もない。
ましてあんな誠実なファンクラブへ向けたメッセージなんて読んでしまったら文句のつけどころもない。
だけど今まで結婚のけの字も見えなかった自担が結婚した。
電話は3時間続いた。
オタク歴もそこそこ長くなってきた私。
初代自担が結婚した時は『えー!よかったじゃん!おめでとう!』と素直に思えたし、それ以上でもそれ以下でもなかった。
現役で箱推しのメンバーが結婚したときもびっくりはしたけど『おめでとう!やるじゃん!(誰目線?)』という気持ちだった。
これを言ったら誰かに怒られそうだけど、私は掛け持ちで他のグループの現場も行ってるし、ファンクラブも入ってるし、NEWSから言わせれば浮気しまくってるかもしれない。
それはごめん。
でも、私の最高で最愛の究極のアイドルで一番大好きな人間は加藤シゲアキなんだよ。
そこはずっと変わらない。
人生で最長に推している、私のかけがえのない自担。
長いこと推してる気がしてたけどよくよく数えたら8年くらいしか経ってなくて、もっと長い年月加藤さんを見続けてきてた気がしてたけど全然ど新規だった。
年月はともかく私は加藤さんの内面、優しさの滲み出る文章を読んでこの人好きかもしれないと沼落ちしたオタクだ(嘘だろと言われるかもしれないけど顔が良い、顔が天才、顔が好きと気づいたのはそれより後)
本当に加藤さんの内面も外見も全部全部が大好きだった、し、今も好き、だと思う…。
はっきりと言いきれないのは最近加藤さんが未来の話をしたがらないのと一緒で、コンサートで加藤さんと会うまではこれからも応援し続けますと胸を張って堂々と言えるのかわからないな、と思ったから。
絶対担降りしない!と今断言して、もしコンサートで加藤さんと会った時に『あ、やっぱりもういいや』って思ってしまったら。
もう無理担降りすると今決めつけて、コンサートへ行かずに『やっぱり好きだった、行けばよかった』って思ったら。
未来のことなんてわからないし、もう私がこの先どういう気持ちになるかもわからない。
それが怖いし、加藤さんに嘘ついたり裏切りたくない。
昨年は本当に色々なことがありすぎて、『私はこの先、生きてる意味なんてあるのかな』と本気で考えたことが何回もある。
長生きしたくねぇ〜なんてよく言ってるけどそれはわりと本心だしそれは今も思ってる。
でも去年本人たちもオタクたちも一番苦しかったであろう時期の横アリ初日公演で、加藤さんが『ファンのみんなには笑っていてほしい』とザコシメガネをかけて挨拶を始めた時はこれまた爆笑しながら号泣した。
(竹中直人の笑いながら怒る人みたい…)
そして思った。
『あ〜私シゲアキのことめちゃくちゃ好きだわ、世界で一番の自担だわ』
それと
『今日まで生きてきて、無事に今日のコンサートに来れてよかったな』と。
『生きてまた会おうね』と何回か加藤さんの口から聞いたことがある。
その言葉のおかげもあり、しがない私の人生が今日まで続いている。
うん10年生きてきたが加藤さんの言う、みんなが言う『幸せ』って何なのか本当にわからなくて、今もオタクするために生きてるようなものだけど、私の人生は今のところまだ続いている。
なんだかやたらとシゲアキ運が良かった2023年後半〜2024年1月を経て、3月2日までは加藤さんのことが変わらずに好きな毎日を過ごしていた。
大集会の映像も爆笑しながら何回も見た。
だけど、3月3日、私の中の加藤シゲアキが確実に変わってしまった。
本人が表に出す部分はなにも変わってないのかもしれないし、これからも変わらないのかもしれない。
わかってる。加藤さんはそういう人だ。
結婚したからってファンをないがしろにするような人じゃない。
グループ活動を適当にするような人じゃない。
だって結婚報告であんな文章書ける人なんて今まで見たことないもの。
ファン思いすぎて心配になるくらいの人だ。
そんなことはわかりきってる。
だけど、涙が止まらないのはなんで?
結婚するなとかそういうことじゃない。
同じこと書いてる人がたくさんいるけど加藤成亮の人生はアイドルやるためだけの人生じゃない。
ファンのためだけに一生を過ごすものでもない。
おめでたいこと、嬉しいことなのは間違いない。加藤さんのお父様やお母様、秋田のおばあちゃん、亡くなったおじいちゃんおばあちゃんも絶対絶対喜んでいるに違いない。
だけど、寂しいとも、悲しいとも、つらいとも、何とも言えない感情がとめどなく押し寄せてくる。
周りの人が優しいから、散々話を聞いてもらったりめそめそしてるポストを垂れ流したりしても何も言われない。
もうこの気持ちはどうしようもない。
今だけは許してほしい。
加藤さんもオタクがどういう思いをするかめちゃくちゃめちゃくちゃ想像したんだと思う。
その上でこの決断をしたんだ。
だから、今は笑っておめでとうって言えなくてもいいんだと思いたい。
これから先自分がどういう気持ちになっていくかわからない。
自分のことなのに本当にわからない。
担降りするのか、オタク自体をすぱっとやめるのか、それとも変わらずに加藤さんをファンとして愛していけるのか。
全身緑の服を着て、普段テキトーな化粧なのに気合を入れて化粧をして、加藤さんのうちわを持って、意気揚々とコンサート会場に向かっていたあの日と同じ気持ちになれる日は来るのかな。
できるならEXPOツアーにもう一回入りたい。
ドームにもう一回入りたい。
あの時の加藤さんの顔とか動きとか、もっとよく見ておけばよかったな。
あの時の発言とか歌声とか、もっとちゃんと聞いていればよかったな。
記憶力なさすぎな自分が情けない。
『あの時はまだ独身だったのかな…』とか邪推してしまう自分の頭をぶん殴りたい。
独身だろうが既婚者だろうが、いつもと変わらないアイドル加藤シゲアキがそこにいたことに間違いはないのに。
3月3日からずーっとシゲ担さんのポストやブログを見まくっている。
だいたい私と思っていることは一緒だったり、私のこの何と言っていいかわからない感情を言語化してくれていてなるほどと思ったり、時には笑わせてくれたり。
加藤さんのファンは素敵な人が多くてよかったなと思う(自分はさておき)(しかしほとんどのNEWS担の知り合いとか友達は増田担の謎)
ひとりで抱え込むことなんて出来なかった。
ひとりだったら1週間くらい仕事休んでた。
加藤さんは何も悪くないのに勝手に立ち直れないくらい病んでたかもしれない。
おめでとうって言いたいのに言えない自分に苦しんでるファンたちがいる。
それでも普段通り生活しなきゃいけないから、涙を堪えて仕事、勉強、家事やら育児やら、みんな今日を生きることを頑張っている。
私だけじゃないんだって思えた。
オタク、生きてるだけでえらい。
そしてそんな自分のファンがたくさんいるってこと、たぶん加藤さんは知っている。
こんなにありがたいことなんてないのでは。
オタクの夢を壊さないように、熱愛とか匂わせがほいほい出るクソみたいな世の中なのに、加藤さんはお相手の方もファンの夢もNEWSも守るためにここまで隠し通してきてくれた。
我々が知ることもない(と思いたい)奥様(と書いてウッ…ってなってる)や周りの人にもたくさんたくさん我慢させたりしてきただろう。
しかし奥様、すごい人だな。
本当にありがとうございます。
そんな人と出会ってもアイドルを完璧に続けてきた加藤シゲアキはやっぱり世界一の自担だ。
でも涙が止まらないのは本当にごめん、そこは許してほしい。
正直今は加藤さんの顔見れないし、ラジオも意を決してやっと聞いたし、しばらくは距離を置くかもしれない(そんなこと推し始めてから一度もないかも)
時間が解決してくれるのかな。
それもわからないけど。
それでも私はもう一度加藤さんと会うまでは生きていたいと思う。
自分の気持ちがどう動くのかを知るために。
今日まで生きててよかったなと、また思えるように。
まぁ、コンサートは絶対爆泣き確定でしょうけど。
それにしても人生色々ありすぎだろ!と、うん10年目にして思う、しがないオタクの今のお気持ちでした。
やっぱ気持ちを言語化するって大事かも。
絶対読まないのはわかってるけど加藤さんへ
ご結婚おめでとうございます。
勝手なことを言いまくって、お祝いの気持ちだけでいられなくて、時々無性に涙が出るのを止められなくてごめんなさい。
絶対コンサートであなたに会うまでは生き続けますし、ファンをやめません。
5もうすぐを信じていきたいと思います。
だからこれはいちファンの、ただのわがままかもしれないけど、これからも加藤シゲアキとしてファンの前に立ち続けてください。
夢でもいいから、アイドルとしてこれからも変わらぬ笑顔を見せてください。
少しでも長くこやまさんとますださんと一緒にNEWSでいてください。
加藤さんの未来が、人生がずっと幸せでありますようにと願っております。
ひまわりの花言葉もなかなか…だった。
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