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このきなんのき

娘が通うことになった高校に、大きな木が生えています。

パッと見、スギのようですが、枝振りがちがう。
この木、なんだろう?

見回すと、向こうにも同じ木があります。
少し離れて見てみても、わからない。

あっちの木はクスノキだよなあ…と、つぶやくと
となりで娘が
「かーちゃんなんで見てわかるの?
 ていうか、なんでそんなに木の名前知ってるの」
と言うではありませんか。

いやいや、そんなにっていうほど知らないし。
これなんだろう?と思ったら調べるでしょ?と言うと
「うーん、そんなもの?」

はい、そんなものです。
気になったら調べる。そして覚える。これ基本でしょ。

今はインターネットがあるので
気になったことはその場で調べることができて便利。
インターネットが普及する前は、
木の形や幹の模様、葉の形などを
よく見て覚えたりメモしたりしておいて
あとは図鑑でひたすらヒットするまで探す。
すごく手間も時間もかかる作業だけど
それがよかったんだろうなと思いますね。
簡単に調べられるようなことは
記憶に残りづらいように思います。
効率云々より、過程もふくめてしっかり身につくような
そんな学びをしてほしいと思います。

ちなみに、高校に生えている木は、スギはスギでも

ヒマラヤスギ

でした。
独特の枝振りが印象的です。
ここまで書いて、これってたしか小石川植物園に
あるんじゃなかったかなと思い出しました。
また行きたいなあ、小石川植物園。


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