「新月の日」ツォクの、お知らせ ※無事終了(1/21)
本日はチベット暦(蔵暦)十一月三十日で、新月。釈迦如来の御縁日です。 しかも布薩日と重なっている吉祥日となります。
そして本日は、日本の旧暦の大晦日にあたります。
本日は午後8時より、ツォク供養を含む一連の儀軌を執り行ないます。
ツォクはグル・リンポチェと般若仏母・獅子面ダキニを本尊とした、年末恒例の「除災儀軌」を執り行ないます。
さらに今回も、そこに釈迦牟尼仏の儀軌を組み込みます。
講員さま・ご賛同者の方の息災と加持を祈念いたします。
今回は変則的ですが、ツォク供養の後、午後10時すぎから阿弥陀仏の遷識法(往生法)を修します。 講員の皆さまの逆修と、ご先祖様ならびに三界萬霊への追善廻向を祈念します。
今回もnoteからサポートいただければ供養や祈願をさせていただきます。
ご賛同者に対しては、祈願主のお名前で供養用の特別な燈明(チューメー)を、朝まで仏前にて供養させていただきます。
※ツォク供養については過去記事「【改稿】ツォク供養の、全体像」等をご参考ください。またマガジン(無料)にも関連記事をまとめています。
(1/22 am1:00)
午後8時からはグル・リンポチェと、獅子面のダキニを本尊とするツォク供養を執り行ないました。
今回もサポートいただきまして御礼申し上げます。
獅子面のダキニは過去に2回、灌頂と伝授をいただいていて、私にとって最も慣れ親しんでいる行の1つです。
さらに今回は般若波羅蜜多仏母の除災儀軌と、白傘蓋仏母の除災儀軌も併せて執り行ないました。
「般若波羅蜜多仏母・獅子面のダキニ・白傘蓋仏母」は除災三尊として、チベット仏教では特に大切にします。 以前、このnoteでも般若波羅蜜多仏母の除災儀軌は、公開したことがあります(チベット式の、厄除け儀軌)。
釈迦牟尼仏の御縁日でもありましたので続けてジャムグン・ミパムの編纂された釈迦牟尼仏の儀軌「加持宝蔵」を修し、釈迦牟尼仏の加持をいただき、満行しました。 釈尊の色身の化身がこの世に現われ続けるよう祈りを捧げ、釈尊の加持が皆さまにも降りますよう祈念しました。
午後10時からは阿弥陀仏の遷識法(ロンチェン・ニンティクの法流)を厳修し、11時40分に満行しました。 講員さまの先祖累代の精霊に対する罪業浄化と冤親債主浄化を、行に組み込むことができました。
今回もサポートいただいた方には、御礼申し上げます。
燈明は翌朝まで絶やすことなく供養し、皆さまご先祖様の菩提に廻向いたします。