外務省で勤務しない方が良い理由 6点
これまで外務省での勤務について様々な記事を書いてきました。
外務省職員に向く人、向かない人|カニマンボ@国連 (note.com) 外務省職員に向く人、向かない人|カニマンボ@国連 (note.com)
外務専門職のメリットとデメリット|カニマンボ@国連 (note.com)
外務省勤務で最も楽しかった5つの業務とは?|カニマンボ@国連 (note.com)
外交官はどのような仕事をしているの?国際機関でのキャリアを目指す上で日本大使館での勤務が有益な理由。|カニマンボ@国連 (note.com)
外務省の任期付き職員に合格するためには? ~元採用担当者から見た合格の秘訣~|カニマンボ@国連 (note.com)
外交官はどれくらいの給料をもらっているの?|カニマンボ@国連 (note.com)
外務省でのキャリアのイメージとして、海外での勤務や外交官というカッコよい印象、国益追及のためにスケールの大きな仕事に携われるチャンス、社会的な信用など、キラキラとしたイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。実際に私も大学生の時は外務省・外交官というイメージに憧れを持っていました。
これまではポジティブな観点から記事を執筆してきましたが、今回は外務省でのキャリアについて、実際に働いてきた自分の経験を踏まえて、ネガティブな側面を中心にご紹介と思います。
少し主観的な内容になってしまうかもしれませんが、元同僚との話や経験も踏まえた内容となっており、外務省の少なくない人が転職している事実も踏まえて、なるべくリアルな情報や考えをお伝えしたいと思っています。
外務省でのキャリアに関心がある方にとって少しでも参考になると幸いです。
1 若手から中堅職員が転職しているという事実
まず、事実として、それなりに多くの職員が民間企業に転職しています。実感的に、外務省から民間企業に転職するという傾向はどんどん増えているのではないかと思います。
特に、2~3年間の留学、その後の大使館勤務をした後に、東京の外務本省に戻ってきた後の数年以内に転職する人が多い印象です。年齢層としては、20歳代後半から30歳代後半で転職していく人が多いと思います。
私の在職期間の間でも、私も含めて同期の4分の1くらいが既に転職していきました。先輩や後輩も含めて、若手から中堅にかけて、様々な理由で多くの人が転職しています。
外務省に限ったことではありませんが、多くの国家公務員が民間企業等に転職していることは事実であり、外務省で働くことのネガティブな側面について6点ご紹介したいと思います。
2 外務省に行かない方が良い理由
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