中山道六十九次三十四番木曽路奈良井宿
7月の旅先は、奈良井宿
なんでここなのか、昨年飛騨高山で古い町に感動し、たまたまネットで見つけた中山道の宿場町の奈良井に行きたい!と心鷲掴みされ、急いで奈良井宿の観光サイトを見まくり、グイグイと引き込まれ気づいたら宿の予約をしてました
その時点では一人旅のつもりが、行きたいと同伴が出来て、さて、スケジュール組まなければと
旅のスケジュール組むのも楽しみ
と言っても、行きの電車の時間と帰りの電車の時間くらい
あとは立ち寄りたい場所の候補をチェック程度
着いた初日は雨模様
ここ最近の旅は雨がつきもの
まだ梅雨明けしてなかったし、古い宿場町は雨でも雰囲気は充分
木造家屋に寝泊まりするのは何年ぶりだろう、床の軋む音、扉の開け閉めの音など、コンクリート造りの部屋に住んでいると気にならない人の営みの音が聞こえてくる
宿の食事をいただき、お風呂に入ると、田舎時間なのか早々に眠くなり、普段の生活ではありえないくらいの早寝早起き
これが本当の日本人の生活なのかもなぁ、なんて身も心も浄化された宿泊でした
そういえば、畳の部屋で布団を敷くなんて、何十年ぶりだろう
ベットより寝た時の天井が高いと感じながら、気づいたら朝でした
朝食が待ち遠しいくらい早起きしてしまったので、ひとり街道に出て散歩
静かな街道をひとりで占有している優越感に浸りながら、涼しい街道を散策
翌日は天気も良く昨日の雨の街道と、晴れた街道を味わえたことはある意味ラッキーだったと思い、心なしかニヤケ顔で早朝の道をひとり歩いてました
沈神社で御朱印いただいたり、五平餅いただいたり、この街道を渡り歩いた古人たちは何を感じていたのだろう
穏やかな街並みと時間の流れと空気感
季節がちがう時期にまた来たいと思った良き旅でした
そういや、駅の窓口で切符買ったのって、これまた何年ぶりだろう