CAを目指して2
中学時代の続きだ。青山学院を目指して猛勉強の日々。青学を目指したのはいわゆるミーハー心からくるもので、CAになる近道と勝手に思っていたのと同時に、当時好きだった「電波少年」の企画で歌舞伎役者 尾上菊之助さんの特集がありすっかり一目惚れ。私の二つ上だった尾上さんに大学で会えるんじゃないかという不純な動機からくるものだった。おそらくあのまま高校卒業まで猛勉強していたら行けていたかもしれない。だが現実はそんなに甘くなかった。
女は短大で良い。当時はそんなものだった。弟がおり男は大学、という風潮もあり経済的事情からも私は短大を目指し出した。短大なら県外でも良いと許可も得て私は東京や関西の短大を徹底的に探した。その中でも行くなら難関を目指したい。できれば編入できる共学の大学併設校が希望だった。
もちろん青山学院女子 学習院女子 昭和女子など候補であったし当時遠距離恋愛で彼が東京にいることもあり東京上京をしたかった。反面、東京で一人暮らしできる余裕はなく寮のある、まだ地元から近い関西の難関を目指し出した。
候補は 関西外語大 同志社女子 京都女子 武庫川女子 中でも関西外語は憧れだった。しかしレベルが違った。帰国子女でもなく行くのは畑違いと思った。
続く‥
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