より効率を上げる環境を目指して
毎日自分の職場には普段の人だけでは足りないので、日雇い派遣もとい一日限りで来るスポットと呼ばれる人たちがやってくる。
彼ら、彼女たちにも作業を教えて実際にやらせるまでが自分の仕事の一つであるが何十人と見てきた中で思うのは残念な人は本当に残念だし、これはと思える人たちも少数ながらにいる。
この手の話でいつも思うのがどこまで教えればいいのかということだ。すべてのできる限りの範囲を教えるのもいいのだが二度目に来る可能性もあったりなかったりで実に難しい。
最近は元々としての人手不足もあり、何回も自分の職場に来ていてかつある程度優秀と思われる人たちに対しより複雑なところも少しずつ教えている。
この複雑なことを教えることで何が良いのかというと今までそこに収まっていた人たちの手が空くようになり新しい割り振りができるようになるということだ。
こういったことを作業の連鎖というのか分からないが、こういった連鎖を作っていきたいと最近は密かに考えている。
ただもちろんの話になるが、いくら優秀とはいえ最初から複雑なことができるようになるとは限らず。何度も余裕のある時間に配置をして覚えてもらうということをやってもらわなくてはならない。
このように何度も来る可能性のある人達に対して複雑な作業をやらせようと最近はいろいろと実験をしている。これは先行投資であり将来的にはそこからもっともっとと行きたいところだが、彼らはそもそもとして一日限りの助っ人だ。いつ来なくなるかは分からない。
そんな不安を考えながらも人手不足という悩みを解消すべく今日も経験を積ませるためということで教えたりやってもらっている。リーダーをやっていると全体を見る以外にも将来を見据えたことをたまにはしなくてはいけない。
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