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より読みやすく、気持ちを伝える。「20歳の自分に受けさせたい文章講義」

毎日noteを書いていると、時々本当の自分がわからなくなります。これはnoteにこうして表現をしている自分と、実際の自分の間に差があることが原因です。この差を埋めるため、あるいは差異をなくすためにどうするか。一つの手段としては文章力を上げて、より実際の自分に近づけることです。

そんな文章力を上げるために読んだのが今回読んだ、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」です。この本の作者は古賀史健さんで、有名なところだとアドラー心理学を世に広めることになった「嫌われる勇気」の著書がありますが、今回のこの本は初めて書いたものとなります。

さて、この本を読んで思ったのは、すでに何冊か読んでいる数々の文章術の本に対しての原点のように感じました。

というのも、とにかくこの本は文章を書くための様々な部分が書かれています。まずはどうすれば文章を書けるのか。そして文体、構成と続き、読者への伝え方や、推敲(ここでは編集と呼ぶ)まで。まさに文章を書くためにどうすればいいのか、どう書けばいいのかといったすべてのことが網羅されている一冊と言っていいでしょう。

自分はアドラー心理学が嫌いという理由で「嫌われる勇気」の本をはじめ、この人に対してどうしても向き合うことができませんでした。しかし、この本を読んで自分は少し変わることができました。文章を書くのと内容は別人の場合があるということです。文章自体はとても引き込まれるものがあって、読みやすく感じるだけになおさらです。

ということで、実際の自分に近づけるため文章力を上げていこうと思って読んだ話でした。今回読んだ本は本当に興味深かったので、内容を抑えるため、紙かなにかで目の前に置いておきたい気分です。

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