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それは切なく儚く幻想で

突然の話になりますが、まずは一枚の写真を見てほしい。

この写真が今日の出来事のダイジェストになるのだが伝わるのだろうか。

話は夕方にさかのぼる。仕事が休みだった今日の夕方、適当な外出から帰ろうとした時に母親から一通のLINEが届いた。

「今夜、ホタルを見に行かない」

そうホタルを見に行ったのである。時間は夕飯を終えた夜、場所は東京の区ではないところ。有名なのかは分からないが行ったところ人が思いのほか多かったので省略しておく。

ホタルはとても繊細な動物で水が綺麗なところでしか住むことができない。最近はホタルがいる場所というだけで観光資源・観光スポットと化しているような気がするが、それだけ希少性が増しているような気がする。

さて行ってみるとホタルの生態ができるほど自然が残っているということもあり外灯がかなり少なかった。隣の水田はカエルの大合唱が繰り広げられていたしここだけ自然がそのままで残っている感じがとても心地良かった。

そしてホタルのよく見えるところに行ってみると時折点滅する姿が幻想的でここだけ時が取り残されているように感じた。ホタルの寿命はどのぐらいか知らないがセミと同じくかなり寿命の短いものであるだろうということが推測される。そして水が綺麗なところでしか住むことができない。これほどまでにきれいで幻想的なものがかつては日本中にいたと考えると夢が広がるように思う。

ということでホタルを写真で撮ってみようと思っていろいろ試したが、

一このように普通のカメラの設定では(加工は少ししたものの)ほとんど撮ることができない。一応右上でぼんやりと光っているのがホタルなのだがおそらく言わなきゃ伝わらないだろう。

カメラ初心者としてなんとか撮れないかとスマホのマニュアル機能を駆使して、ISOと呼ばれる光を増幅させるものやシャッタースピードを上げるしかない。

と挑んだ結果がこれである。とにかくシャッタースピードとISOを限界までとりあえず上げてみた。シャッタースピードを上げると(この場合だと30秒)ずっとカメラを固定しなければならず手で持つのはなかなかにしんどい。実際手ブレは少々起こしたと思う。

加工アプリで少し露出を上げてみたものの結果としては気持ちは伝わるけどまぁ・・・撮れたかなと思う。ここまでの暗さで写真を撮るとなるといよいよ一眼系のカメラがほしくなる。

ホタルの綺麗さをいつまでも残したい。自然でも写真でも。

#日記   #エッセイ   #写真   #ホタル   #蛍   #幻想郷   #原風景 #自然


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migmin
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