30分の分かれ目
今日でようやく今週の仕事が終わった。仕事も少ないというわけではなかったが比較的サクサクと進めることができた。
ただこの日に来た初めての人がなかなかとやらかしてくれて、その後始末に時間がかかってしまった。この人は昔のいう日雇い派遣のようにその日限りで仕事をする方だ。
この仕事について、何十人ともその日限りになるであろうという人たちと仕事をしてきた。そこで思うのは仕事ができるというか要領を得てちゃんとできる人というのは30分ほど一緒に仕事をしていれば分かるということだ。
別にこの30分で仕事を完ぺきにこなしたというのができる人の基準かと言われればそんなことはない。この30分の間にはいろいろなことがある。実際の作業はもちろんだが、簡単なコミュニケーションだったり、こちらからの作業の説明をきちんと聞いているかどうかといったことなど多岐にわたる。
元気にコミュニケーションを取ればなんとかなるかと言われればそんなことはないし、30分の間にミスをしたとしても違うことを教えることで改善をはかることができればそれで良い。
ただ30分で「うーん・・・」と思った人の評価が2,3時間後にくつがえるという可能性は相当低い。これは実感として思ったことだ。
この人達に対しては職場内でも比較的簡単な作業に割り当てることになる。ただ不思議なもので簡単な作業にしたところでさらに「うーん・・・」と思わせることもあるのでなかなかに難しい。
これは自分が他人から見られるときも最初の30分で印象が決まってしまうことだろう。自分がこの職場に入ったときはどんな評価をされたかはしらないが、評価をしてくれるのに半年はかかったように思う。
もちろんこの初めてな人たちは一日限りなので、その日内で完結してしまう。そういう意味では長い目で評価をするということは不可能だ。
だからこそ最初の30分というのが非常に大事だ。これはよく本とかで書かれることだが、まさにそのとおりだったと思う。こういう本を読んでいて「そんなことはないし、評価が途中で覆ることもあるはず・・・」と思いがちだが現実は悲しい。
自分もこの先違うところで働けばこのような「見られる側」になるだろう。その時は最初の30分を重要に考えて、取り組んでいきたい。
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