あれもこれもの超空間「本阿弥光悦の大宇宙」
今日はアートに関するモチベーションが上がったので上野へ行ってきました。
どこへ行ってきたかというとこちら東京国立博物館。通称トーハクと呼ばれている場所ですね。こちらで行われている特別展「本阿弥光悦の大宇宙」に行ってきました。
言ってきたきっかけはもはやおなじみである推しの儒烏風亭らでんさんに背中を押されたから。この間の誕生日配信(生誕文化祭)、数日後に行われた裏話配信、そしておとといに行われた本阿弥光悦を掘り下げる配信と3回も配信で触れる機会があったらそりゃ行きたくなりますよね。
本阿弥光悦は桶狭間の戦いの前年に生まれ、江戸時代の島原の乱が起こる年まで生きた数寄者(すきしゃ)です。数奇者とは芸能事に熱心だった方で、光悦の場合ですと茶器、書、硯箱といった多彩な分野に携わっていました。
さて今回の目玉はこのポスターにもある国宝「舟橋蒔絵硯箱」です。事前に画像などで見てはいましたが、実物を見るとかなり大きく表面に描かれている舟や波の様子、そして鉛を用いた橋を模したものなど他と一線を書いているようなもので見ていて面白かったです。
またその後には本阿弥家が関わった刀剣もあり、波紋や地鉄の形状がどれも個性がありすごいの一言でした。
そして後半には書物・茶器が展示されています。普段西洋絵画がメインのためこれらの分野というのはなかなか敬遠しがちなんですが、見ていてとても興味深かったです。特に茶器の形に独自性があって見ていて面白かったし、少し不思議な感じがしました。
本阿弥光悦はこのようにいろいろな分野に携わってきたわけですが、あまりに多才すぎて驚くとともに鑑賞する側としてもやや疲れちゃいました。あと人が多い。
ただ見て今回は良かったなと感じました。正直光悦を知らなかったわけですし、推しの配信でより深く知ってから臨んだというのも大きいかもしれません。
ちなみに今回の戦利品はこちら。舟橋蒔絵硯箱と舞楽硯箱のポストカードです。なお今回の展示ですが、ほぼすべて撮影禁止です。最近美術館・博物館では撮影可能なところが多い中で久しぶりに正統派な感じがきたなと思いました。
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