明るい退廃 ポケモン×現代アート 「Relics of Kanto Through Time」
今日は先日迷いに迷っていた展覧会に行くことに。一度延期したものがもう一度開催されるだけでも奇跡ですし、これを逃すと次は何年後になるか分からなかったというのもあります。
ということで今回行ってきたのは「Relics of Kanto Through Time」という個展で場所は澁谷PARCO。澁谷に何度か来たことはありますがPARCOは実は初めてだったりします。
そんなおしゃれなビルの片隅で行われていたこの展覧会は現代アーティスト ダニエル・アーシャムとポケモンのコラボレーションしたインスタレーションの展示となっています。
内容としてはポケモンがもし1000年後に化石化して発掘されたらというのをコンセプトとした彫刻作品です。フィクションにフィクションが重なったこの作品達は白を基調とし、時が経っているはずなのにどこか幻想的な印象を受けました。
この幻想的な印象は何かと考えたときにこれらはただの退廃ではなく、明るい退廃といえるものでしょう。明るい退廃とはなんだか変な表現ですが、一般的に普通退廃してくと訪れるのは無であり、土に帰るようになくなっていくものです。
それに対してこの明るい退廃では、行き先は同じ無かもしれませんが、そこにあるのは白い光となって消えていくようなイメージです。そんな世界観をこの作品達をみて感じました。
そんな明るい退廃な世界観で構成されたこの展覧会ですが、行くきっかけとなったのがポケモンという自分にとってとてもなじみ深い素材だったということ。そしてそれが現代アートと融合したときどのような表現になるのかが非常にありました。見に行った結果としては非常に良かったです。
ちなみに会場に作品達があるのはもちろんですが、1Fの入口にパブリック展示としてブロンズをしたピカチュウもいます。
こちらは白を基調としたものではないですが、とても今っぽいというかありそうと思わせる作品です。
ということでかなり久しぶりにアートを見に行ったのが今日一日の話。やはり月に1回ぐらいはアート成分を吸収したいですね。なお、実は今回一つやらかしをした疑惑がありまして、それは同じParco2Fの2Gと呼ばれる場所にも展示があったのではということ。場所が全く違ったのと帰ってから思い出したのですっかりわすれていましたが、もしあるのであればもう一度行こうかなと思います。
企画名:Relics of Kanto Through Time
会期:2020年8月1日(土)~8月16日(日)
場所:PARCO MUSEUM TOKYO
時間:11:00-21:00
展覧会公式HP:https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=425
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