仕事初めと「終電」という響き
そろそろ正月気分が冷めてきたであろう1月6日月曜日。この日から仕事始めとなりました。
今年は例年よりも休みが多少多かったように思います。仕事としては今年も例年と変わらず遅めのオフピーク通勤で会社に来ました。
ただ仕事をはじめると休み明けということもありかなり忙しかったですね。オフピーク通勤のゆったりさとは真逆、ある意味急発進をしているような気分です。
そしてその忙しさは終盤まで続き、あれやこれと物量と戦っていたら終わったのが23時。会社からの最寄りの電車は終電となりました。
終電に乗るのはかなり久しぶりです。というのも終電に乗るというのは最後の最後までいるということにあたり、どこか心が折れそうな気持ちになります。
そのため終電に乗るような忙しさになってもどこか心の余裕がほしくて終電よりも1つ以上前の電車に乗るというのを最近の常にしていました。
しかし今日は違います。どうしても忙しく1つ早く帰ろうという気持ちに離れませんでした。たぶん仕事においての周りの空気にのまれた結果でしょう。
そんな終電ですが、もう一方の気持ちとしてはどこかワクワクするような気持ちにも(ほんの少しですが)なります。このワクワクというのは「終電」という響きです。
日中のどんな列車に乗っても「各駅」とか「快速」とかの名称がつくことがありますが、同じ路線で電車の種別がない場合(当然ですが)何も着きません。
しかし終電になると違います。どんな列車でも最終列車においては「終電」という種別ではないですが、肩書のようなものがつきます。
決して名前のつくことのないものに突然とその名前が現れる。臨時列車とは違い毎日あるものですが、響きだけはワクワクを誘ってくるものなのではと思います。
ただもちろんですが、この後には何も通ることのないものなのであまり乗りたいものではありません。このように考えると肩書のつくワクワクというのは終電が見せるほんの少しのやさしさなのかもしれません。
そんなことを電車の中でふと考えていました。寝むたいとか疲れたとかよりも前にこういう気持ちがわくということはまだ多少の余裕はあるということ。明日さえ乗り切ればなんとかはなるのでもうひと踏ん張りしようと思います。
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