20200529俺が作曲出来ない日記(?)
自動作曲サイトオルフェウスについて語ってみたい。
元々は2006年に東京大学大学院情報理工学系研究科の嵯峨山先生と中妻啓さんとで作られた。
ドラえもんの「メロディお玉」を具現化したものです。
その後、幾度にも及ぶバージョンアップが施されていて、
詩を書き込み、作曲ボタンを押すだけで、作曲・伴奏・演奏・歌唱までしてくれる。
もちろん、細かい部分を弄れば、他に類を見ない独自の曲を作ることが可能だ。
※因みにオルフェウスで作られた多数の曲の内、俺が一番気に入ったのは下記URLの曲だ。ひとり姫さんが作られた「楽園」です。↓
※上記の楽園をブラッシュアップされたものが↓
https://soundcloud.com/kazemaru-orpheus/rakuen
俺がオルフェウスを知ったのは、1月末位にNHKで放送されてた何かの番組でだ。
何気なく見ていたその番組で、オルフェウスの事を知り、早速サイトを探して登録した。
なんでも、以前は承認制ではなく自動登録制だったらしいのだが、
2ちゃんねる等で他者を誹謗中傷するような楽曲が多数作成され、youtube等にアップされてしまい、
永久にインターネットの世界に残る事となってしまったため、承認制としたらしい。
元々が大学院での「研究のため」なのだから、それも致し方ないことであると思う。
ともあれ、承認され登録できたのであるが、音楽の知識が全くと言って良いほど無い俺にとっては、
自動とは言え、作曲する事が難しかった。一応、雛型的な物はあるので、それらしく作ることは可能だ。
が、しかし、自分の書いた詩の世界観と合わないのだ。
試行錯誤を繰り返し、他の方々の曲を聴き、その方がどのように旋律などを設定しているのかを見て、
ようやく1つの曲が出来上がった。
感無量、とは、このためにある言葉だと思うくらい感動した。
それからはオルフェウスの虜となり、時間のある時は常に作曲をしていた。
詩を書くことは昔から好きだったので、詩だけは沢山の在庫(笑)があったので、
その世界観を表すように曲を作っていくだけだった。毎日が充実していた。
では何故そこを辞めたのか?
実はオルフェウスではペンネームを使う事が許可されていた。
ペンネームを使っても、それが誰だか直ぐに分かる仕組みなのだから、
隠し通すことは不可能なのだけどね^^;
俺はラブソングと言う名の失恋ソングが得意(?)だったのだけど、
それと同じくらい、風刺系ロックが大好きだった。分かり易く言うと、忌野清志郎さんや、タイマーズとかが好きだった。
タイマーズのような左側ソングは聞くはするが、あそこまでストレートに風刺することは俺には出来なかったが、
それでも風刺系ロックも作りたくて、ペンネームを使い、作詞募集ページ(オルフェウス内にある)に詩を投稿し始めた。
そこそこの共感を得ることが出来たし、曲を作ってくれる方も居た。
調子に乗り始めてしまった俺は、どんどん風刺系ロック中心に作詞をするようになる。
そして、とうとう自分で作曲もするようになってしまった。
ところが、それが研究チームから危険と判断され、作詞投稿しては削除され、自分で作曲しても公開されずダウンロードも出来なくなった。
特定の誰かを誹謗中傷している歌詞ではないのだが、トラブルの基となると判断されたためだ。
noteに投稿した詩では、下記のものはダメと判断されている。
https://note.com/migmig0916/n/ne2f6b9806e71?magazine_key=me9c2a95b97cd
https://note.com/migmig0916/n/n025ab86285e2?magazine_key=me9c2a95b97cd
そうこうしているうちに、鬱憤が溜まっていったのだが、それを見透かされたような一文が、歌詞募集ページに記載される。
「ここは自分の鬱憤を晴らす場所ではありません」
流石にコレには参った。完全に見透かされていた。
だから、俺はペンネームの方の引退を決意して、
https://note.com/migmig0916/n/na27fdc6c73c9?magazine_key=me9c2a95b97cd
を、歌詞募集ページに投稿し、「〇〇〇(ペンネーム)の活動はこの詩の投稿を以て引退します。みぐみぐの方はこれからも失恋ソングで続けていきますので宜しくお願い致します」と、記載した。
ところが、相当危険人物と思われていたらしく、根無し草も削除され、アカウントも消されてしまいました^^;
あれ?大元の方の活動まで引退するとは言ってないのだけどな?と思いながら、まぁ、仕方ないかと、
今迄に作った曲にコメントする形で、そこで知り合った方々にお別れの言葉を書き込みました。
そしたら研究チームからの返信が付いており、事の経緯の詳細と「「ですので、〇〇〇は今回のこの詩でもって引退をいたします。」と告げられたので、実験協力終了(アカウント停止)にしました。」って書かれていました^^;
あれ?間違って伝わったのか、これ幸いと切られたのか、まあ、今更どうでもいいのですけどね。
ただ、自分は音楽は好きです。五線譜は読めません。ですので、もはや作曲をすることが出来ません。
後悔先に立たずとは正にこのことですね^^;
調子に乗った自分が悪いのは分かっているのですが、貴重な場を失ってしまったことは後悔をいくらしても足りません。
このオルフェウス、売れば相当売れると思うのだけどなぁ・・・
っていうか、絶対に買うのだけど(笑)
でも、東大発で売り出して、変ないざこざに巻き込まれたくないのだろうから、
売り出すことは無いのだろうな・・・
どこかのメーカーが同じ様な物を作ってくれないだろうか^^;
絶対に買うのだけどな(笑)
と、言うわけで、俺が作曲は出来ません。誰か詩に曲を付けてください。
って、お願いのような言い訳の様な、なんだか良くわからないのですけど、
そういう日記でした。お粗末!<(_ _)>