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自分のためにダンディズムに生きる

様々な価値観が認められそれに伴い生き方が多様化している現代、
選択肢が増えたので幸せに生きている人が多くなっていると思いきやそんな事はありません。

むしろSNSの発達の弊害で他人の目線が気になったり、
生き方に迷っている人がかなり増えてきているト思います。

今回の記事では、より良く生きて行くためのヒントについて解説をしていきます。

【元祖ダンディズム】

私が尊敬している数少ない人のひとりが
「ボー・ブランメル」です。

ボー・ブランメル(Beau Brummell)は、18世紀末から19世紀初頭のイギリスのファッションアイコンであり、社交界の重要な人物です。

彼は特に、男性のファッションにおけるスタイルの革新者として知られています。

ブランメルが登場した当時は、カツラや半ズボンにストッキング、きつすぎる香水などゴテゴテとした宮廷ファッションが主流でしたが、
ブランメルはあえてそのような格好はせず乗馬ブーツ、シンプルなシャツなど現代のファッションの礎になるスタイルを確立しました。

当時は貴族といえども風呂にほとんど入らず香水で体臭をごまかしていたのですが、
ブランメルは毎日風呂に入っていたため清潔感があったと言われています。


ブランメルは、ファッションだけではなく社交界での振る舞いやマナーについても重要な影響を持ちました。

どのような大物の貴族に対しても媚びずに毅然とした態度で皮肉と嫌味を込めて相手と接する、
「ダンディズムの」基礎を作ったのも彼だと言われています。


上流階級の一員であったものの身分の低かったブランメルは、
自らの才覚ではなく美意識で様々な人を虜にした稀有な人物でした。

参考書籍


【相手に対する無関心】


私がブランメルの生き方に感銘を受けたのは現代のファッションに大きな影響を与えたところではなく、

自分が興味のあること以外に徹底的な無関心を貫いたところです。

洒落者として知られたブランメルは、
社交やおべっかを使うよりも自分のタイの結び具合を気にするような人物でした。

ブランメルは勉強や武力に優れていなかったものの、
確固とした自分があり妙な存在感とカリスマ性があったため貴族たちから尊敬をされていました。


ブランメルは最後には借金まみれになり孤独に梅毒で野垂れ死んだのですが、
私はここまで自分のやりたいことを貫いたブランメルをあっぱれだと感心しています。


【ブランメルにならう】


ここまで長々とブランメルの人生について解説をしていきましたが、
私は現代人はブランメルのスタイルを見習うべきだと思っています。

現代人の悩みのほとんどが、人からの目を気にして思うままに自分が出せなかったり、
相手の動向にいちいち干渉をしすぎてトラブルが絶えないからです。

自分のことに夢中になれないから他人軸で生きている人が多い印象がありますね。

ブランメルまでいかないにしても、他人軸から自分軸に戻して生きるためには……

文章を中断してすみません。
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