ベイビーからアダルトにステップアップしました #11
#11 後は心の準備とか
「ピンポーン」
午後7時前、玄関の呼び鈴が鳴った。
どうやら、あいつは無事に着いたようだ。
ワタシは喜色満面の表情で、玄関のドアを開ける。
そこには、4年間ずっとワタシを支え続けてくれたヤツが、嬉しそうな顔をしている。
「なっちゃん久しぶり! 会いたかったよ」
「うん。私もだよ」
ワタシはそういうなり、思い切り抱きしめた
……というのは正確ではない。
実際は抱きしめるふりをして、ワタシはこの一年間で成長した乳房を、思い切り彼に押しつけた。
さすがに