【中毒の発端】初参加 startup weekend苫小牧(2021/12月)
2年前の話を掘り返してみようかと。(今年の4月に書いたものを若干ブラッシュアップしたものです)
startup weekenとの出会い
ってか、なんで8回(書いてた当時の話で、今では14回。。)も参加してるねん?はよ起業せや!
そんなことを思う人もいるかもしれないので、出会いから書いてみると。。。
大学院1年の時に、夏のインターンに参加しまくった中でハッカソン(チームで何を作りたいか決めて、プログラミングなどによって作っていく)にハマりました
当時はオンラインでのインターンが主流で、対面で、できれば北海道開催のハッカソンに参加してみたいと考えてました。
そのため、3日に1回のペースで「ハッカソン 北海道 対面」と検索をかけにかけて。。。すると、「startup weekend 苫小牧」が引っかかりました
当時のスタートアップの印象は、「新しいものを生み出す」でした。そのため、「ハッカソン見つけた!しかも新しいもの生み出せるなんて!最高じゃん!!」と思い、参加をすることに決めました。ハッカソンには既に4回参加しており(2021年11月時点)、自分の技術力を痛感していたので、startup weekend 苫小牧ではエンジニアとして大活躍してやる!!と決意し、参考書を1つ購入して勉強をして、参加しました。
そして、当日がやってきて、3日間過ごして。あれあれ?コード1行も書かなかったぞ!?「#ハッカソン」は確かに見たぞ!騙された!?
期待を裏切った!と思っていましたが、これは良い意味で裏切られたのです。
なぜかというと、自分の好きなこと、やりたいことをされている大人にたくさん出会うことができたからです。しかも、様々な分野で。何よりもこれまで会ってきたことがない系統の方が集まる場で大変驚きました。
ぼくは、大学院に進学するタイミングで大学を変えたのですが、学部・大学院ともに優秀な人が多く、今でも刺激を受けてます。ただ、多くの人が目指している方向性が同じで、(IT関連の大手企業を目指す。スキルをつけるために長期インターンにいく。など)似たような話をする人たちが集まる感じでした。もちろん、これは情報系の学部に所属しているから当然のことで、むしろ自分から進んで勉強したり、ビジョンがあったりする人が沢山いたので、すごく自分にとってもプラスでした。今のキャリアが積み上げられたのは、間違いなく学部時代の友人の影響が大きいです。「人生もう一度やり直せるとしたら、どこの学校、企業にいきたい?」と質問されたら、迷うことなく、大学、大学院、就職先は、同じルートを歩みたいと答えていると思います。
だからこそ、大学で出会った方々の良いところと、startup weekendで出会った方々の良いところ、両方持ちたいと思いました。そこで、startup weekendもまた参加しようと思いました。そんな感じで、気がついたら1年で8回も参加してしまった訳です。(そして半年が経ち14回にwww)
ただ、最初から全国のstartup weekendに参加しようと思ったわけではなく、参加するたびに SWに対する気持ちが変化しているので、それは後述していこうと思っております。
【北海道に大きなテーマパークをつくりたい】第1回 苫小牧
初参加。行ってみると大人ばかりでした。その中で学生っぽい子を1人だけ見つけて、最初の30分ほどで色んな話をして仲良くなりました。
初ピッチした内容は、 「サウナ×アトラクション」
これをピッチした背景として、北海道に大きなテーマパークを作りたいって野望がありました。なんで!?と書きたいところですが、簡単にいうと北海道で街づくりをしたかったからですね。このあたりが関連してそう。
そして、もう1つはサウナ。サウナって慣れるとすごく至高なものではありますが、それを味わうためのハードルが高いんですね。その理由が「水風呂」にあると思ったんです。水風呂って冷たすぎる。入りたくない。そう。入る勇気、意志がハードルになってると思いました。だから、これを意志関係なく水風呂に入れるようにすれば良いのではないかと考えました。具体的には、サウナの熱風を浴び、一定時間立つと冷たい水が降りかかってくる。そうすれば人は水を避けることはできないし、整うことができると。思いついた当時は我ながら天才だと思いました。しかも、これをアトラクションにすることで、北海道の豊かな大地を眺めながらサウナを堪能できる!楽器的ではないか!?
「北の大地に革命起こしたる」なんて思ってました。目がバキバキでしたね。
ただ、土地の確保とか高額な費用とか、実現可能性は「どこでもドアつくる!!」くらい低いと思いました。だから、ピッチしようか迷って。。。
けど、言わなきゃ後悔するなと思って、上に書いた内容をピッチ。すると、ぼくのも含めて20個くらいあったアイデアのうち6個残り、なんとぼくのアイデアも残ったんです。そして、ぼくのアイデアに賛同してくれた人が4人いて、5人チームが出来上がりました。
そんなわけでチームで考える3日間を過ごすわけですが、正直ほとんど覚えてません。コーチングで何言われたかも覚えてない。とにかく必死でした。当時振り返ると、人の話を全く聞けてなかったと思います。すみません。
ただ、覚えてることもあって
・5人中4人が18〜23歳。その中で、社会経験豊富な方が入ってくださり、沢山助けてもらった
・18歳の高専の子があまりにも優秀でびっくりした(学年3位と聞いた。聞いた話によると、来週大学生になるらしいけど、どこの大学行ったんだろう。。。)
・「サウナ室の鏡をマジックミラーにすることで、中から見えて、外からは見えない」って話をしたら会場にいる男性全員爆笑していたこと
・検証するためにみんなでサウナ入りに行ったこと。(初サウナの子にサウナ室無理矢理入らせて、風呂桶に入った冷たい水を思いっきりぶっかけました。結局整わず、その子から出た言葉は「めちゃくちゃ冷たかったです!!!」ほんとにほんとに、ごめんなさい。。。)
他のチームも聞いて、アイデアだけなら負けてない!!優勝やろ!と思いましたが、結局3位にすら入らず。しかも、優勝したのは、他のサウナ関連のビジネスプランを提案したチームでした。会場にいた多くの方から「会場の主催者がリーダーだから、これは忖度だ。仕方ない」という冗談ではあるものの、慰めの言葉を頂きました。ただ、今だから言えますが、これを本気に思っていて、この時に優勝をが取れなかった理由、優勝したチームが選ばれた理由に、1年かけてよくやく気がつくことができました。こんな感じで、ゆっくりと前に進んでいます。これまで書いたように、ちょっとずつ前に進む様子を書いているので、ぜひ最後まで見て下さったら嬉しいです。
あと最後に、 SWの1番素敵だなと思うところが、「否定しないこと」。今回提案した内容に対して、「それは無理だよ」と言う人は誰もいなく、むしろ「聞いててすごく面白かった」と沢山の方から言ってくれました。これのおかげで、苫小牧の方々に覚えて頂けたので、よかったなと。苫小牧の方々は地域に密着しており、参加者が1つになってるところが印象的でした。 これ以降何度かお会いすることができ、毎回親切にして頂けるため、故郷に帰ってきた気持ちになります。ありがとうございます😊