月とアネモネ/Mrs. GREEN APPLE


ここのところ、フォロワーとずっと月とアネモネの話をしている。
・・・ので!
私もなにか、綴ろうかなあ〜と思って 久しぶりにnoteを引っ張り出してきた。うふふ。自由帳を開いた気分。


そんな私はこの話題がドワーー!!となるまで、
ずっと月とアネモネの音ばかり聴いていた。

こちら、AppleMusicでロマンチシズムを購入すると見れます。買ってください。
なんかこれURL貼るとこちらでは音声と共に動画流れるんですけど、これを読んでくれてるあなたはどうですか?流れてますか?気になったら買ってください。


元からインストゥメンタルというものが好き。ボーカルが入っていない、後ろの音だけが聴こえる状態。華やかに彩ったり、基盤となり、どっしりと支えたりする。人の声が無い状態、わたしのスキマに入り込んでくるような、なのになんだか世界にひとりのような気もしてくるし、ちょっとブルーな、だけそんな日もあったりするので。曲の解像度をあげたい時とかに、「これはカラオケをしたい人が使うんだろうなあ」とか思った機能を存分に使って、ボーカルの音を消したりする。
別に大森の声が……って訳じゃないのは、大前提としておいておく。ね。



そして、このリハムービーは私にとって、最大のときめきである。
それぞれが作る音だけの世界、ときどきアイコンタクトで、息とタイミングを合わせながら。白黒で、視覚の情報をシンプルにしているのに、だからこそだろうか、メンバーの表情も演奏もとっても映えていた。何回繰り返し聴いただろうか。こんなに緻密でギミカルな曲なんだと、改めて思った。



インストの話はいいから
月とアネモネの話をしよう


そんでもって、朝焼けの話をフォロワーとしました。朝の立ち位置が、面白い曲だなあと思いました。

朝焼けはいつだって 切ないこの胸を
満たしてくれようと輝いたんだ


全部 全部 月灯りに照らされ
嘘をついたことがバレていくんだ

私はこの話をするまで、月の立ち位置はどんなもんじゃろうと思っていた。全てを見透かされるような、まん丸のお月様。
いつもの曲たちとは逆だね、と話した。いつも、はじまりの朝日から逃げている気がしていた。なんとなく、私は、「眠れていないんだなあ」とも思った。
この月灯りはわたしを咎めることも、肯定もしない。ただぼんやりと、まっすぐとわたしを見つめるだけ。じわりじわりと自分の負の部分が染み出してくる。思わず閉めたカーテン。自分の心音だけが聴こえてくる。もっと眠れなくなる。ううん、背けたくなっても、やわらかに差し込んでくる朝日が貴方だったんじゃないか。わたしには柔弱な愛しかない。

包まれるような、ベールのような曲だと思った。薄くて、向こう側が見えるようなやつ。私と君だけを包む。見たくないものは見たくない、当たり前だ。でも、顔を手で覆っても、指のスキマから見てしまう自分もいる。見えちゃう時もある。嘘をつく自分、しらばっくれる自分。汚い世界のことは見て見ぬふりなのに、全員が拳を掲げる世界に疑問を持ったり、なんだか達観して、自分は全て解った気でいるような。でもやっぱり誰かには言いたい。
「おまえは何もわかってない」

あなたを守り抜くにはあまりにも汚い世界と自分で、矛盾を抱えているような気がする。柔弱な愛。自己犠牲なのか、ただの自己満足なのか。「綺麗なその瞳を潤わせていてよ」私のために泣いてくれよ。身勝手で、やわらかい、愛。




Utopiaではピンク色の桜が吹いていた。
月とアネモネは、「アネモネ」はどこから来たのかな。
またそんな話をしたい。おやすみ。




11/22 追記

なんだかUtopiaが離れなくて、描いてしまった
2面性があります。

筆がノリノリで困った
ありがとうな〜。

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