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8年後の私たち 22〜24話

Dươngは思い出の家が他人の手に渡ってしまったことに傷心し、自暴自棄に陥ります。そんなDươngを陰から見つめるLâm。
ある日、Nguyệtは自分のクラスの問題児の父親に会いに職場を訪れます。その父親は奇遇にもLâmの上司。エレベーターですれ違ったNguyệtをLâmは呼び止め、Dươngのことを助けてほしいと頼みます。NguyệtはDươngの家を訪れ話をしますが、気持ちはすれ違います。

Nếu như cậu không tự giúp mình, thì chảng một ai có thể giúp cậu được cả.
自分で自分を助けようとしないならば、誰もあなたのことを助けることなんてできないのよ。

Nguyệtの懇願も虚しく拒絶するDương。Nguyệtはそれほどまでに傷ついた友人を傷ましく思い、Dươngの実父に連絡をとります。そうやって実父はDươngの家に居候することになり、父娘の共同生活がぎこちなく始まるのでした。

そんな中、Dườngは少しずつ気持ちを立て直して建築コンペにも挑戦しますが、その案は2年前にアジアの有名な建築賞の受賞作品と酷似していると、盗作の疑いをかけられ…


ベトナムドラマあるあるの一つ。「物語の中に極めて自然を装った広告シーンが挿入される」について書いてみたいと思います。

今回であれば、例えばDườngの職場で同僚たちが楽しそうに、辛そうなインスタントラーメンを食べているシーン。
ラーメンのパッケージがはっきり見える不自然なアングルのカメラワーク。食べている役者さんたちのセリフも「なんて美味しいの!」「しかもすぐできるし!」みたいな、超わざとらしい茶番劇。

お菓子とか、薬のときもありました。ドラマのスポンサー?テレビ局のスポンサー?そもそもVTVって国営なのでは…など謎はつきません。

でもきっと普通のCMよりも宣伝効果があるんでしょうね。私自身、スーパーであのラーメンが売られていたら、「これがあのDườngたちが食べてた…!」とついつい買ってしまいそうです。

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