まいてぃ&Conifer イギリスにゆく

〜序章〜

2009年〜2014年に書き溜めていたブログのタイトルでリバイバルしました。

3年前に渡英した時にフィリッパと話した次なる目標、そして近年各ドッグスポーツの世界大会に日本チームが派遣されていることを身近で感じたり、牧羊犬のトレーニングをされている方がイギリスに渡られていることを知ってから、

「私も犬連れで渡英したい」気持ちがどんどん膨らみました。

フィリッパから譲り受けたBERRYの子、コニファーが1から私と日本で育った様子を見てほしい気持ち、いずれ日本チームをガンドッグの世界大会に派遣をしたいという気持ちもあり、まずは下調べも兼ねて自分の犬を連れていきたいと思う気持ちは強くなってきました。

しかしコロナ禍で2年計画が実行出来ず、終息が少しだけ見えてきた(イギリスはより一層終息ムード)ところで渡英を決めました。

ここではコニファーの渡英に焦点を当ててお伝えしたいのですが、まず準備は大変です!!!!!

本来はオランダを経由してエクストララゲッジの扱いで連れて行こうと思っていたのですが、コロナ禍でオランダ経由で犬を連れて行くことが難しい。

犬の一生は限られたものなので、私は今叶えたい気持ちが勝ち、イギリスへ直行便(貨物としての取り扱い)を決意。駐在などで長期滞在を犬連れで行う方でさえも悲鳴をあげる金額なのですが、このために私は貯金をしてきました。

エージェントに頼み、渡英までの流れを丁寧に教えてもらい、狂犬病の抗体検査は3年前から準備していたのですが、

2016年に3頭をイギリスから連れて帰ってきた時の抗体値検査は3年有効(1年毎にワクチンの追加接種は必要)だったのに、日本で発行される抗体証明書は2年有効と気づいたのは今年の4月、パニクリ第一弾

幸い1年未満の接種を続けていたので、追加で抗体検査をすればオッケーで無事にコニファーの抗体は確認できました。

・マイクロチップの埋め込み証明書
・狂犬病抗体検査証明書
・健康診断
・出国手続きのための検疫所に申請する証明書
・ヒースローで検疫を通すための証明書
・税関を通るための書類

他にもありますね。

書類は揃える一方で(前金の10万円(総額の1/9位)は納めた上で)

パニクリ第二弾はコニファーの貨物での航空券が一向に抑えられない、コロナ禍で便が少ない、ウクライナ情勢により迂回路を通っている

決まるまではモヤモヤが晴れません。

私の出国は6月9日と決まっていた中で、コニファーの吉報が届いたのは5月27日!

土曜の便発、ヒースローでの検疫が日曜日ということででサラッと休日料金発生しますと言われたが、もうここまできたらやるっきゃない。

そこからすぐにパニクリ第三弾!!!

バリケン売り切れ事件

イギリスからの貨物便は24キロのコニファーでさえも1.5倍のサイズの犬が入れる700サイズのバリケン(80x120x89)の用意が求められます。

春先はAmazonでも楽天でも見つけていて、便がなかなかきまらないモヤモヤ&5月は自分自身の八ヶ岳への引っ越し作業もあったため「決まったら買おう」と今思えば甘く見ていた。

5月27日便が決まってブックマークしていたお店で探すと軒並み「売り切れ!!!入荷未定!!」の文字

そこでメルカリで見つける、、、1週間のやり取りの結果、取引中止となってしまい(内容は理不尽すぎて思い出したくもないので割愛)

Facebookで声をかけさせていただく事態となりました。

たくさんの方から連絡をいただき、自業自得なトラブルに私のために時間を割いていただき申し訳なさと自分のなんとかなるさ精神が急降下して今回ばかしは落ち込みました。

エージェントの方も迅速な対応をして候補をいくつか見ていただき、最終的には横浜の家から20分ほどの生徒さんの家に大切に保管されていたバリケンを使わせていただくことになりました。ここが決まったのがちょうどコニファーの誕生日イベントの時で(八ヶ岳滞在最終残り3日ってところ)そのせいでコニファーの4歳のお祝い投稿もできていないのですが、、、トラブル続きの中ようやく準備が整いました。

コニファーの出国に関して、渡航日の2日前から動物病院に連れて行ったり、検疫所に連れて行ったりという準備が始まります。

そんな中私の出国はコニファー出国の2日前、、、

不思議なご縁で巡り会えた知人が偶然にも数ヶ月後に愛犬を連れてイギリスに行くことが決まったのは3月

そこから同じエージェントとのやりとりも共有して、本当にここまで私は1人でのり越えられたことはありませんでした。皆さんからのサポートあってのもの、そして知人がコニファーの出国までのお世話と出国前2日の準備にも手を貸してくださり、当日は朝5時半にコニファーを羽田空港に連れて行ってくれます。感謝感激です。

昨年コニファーはひとりで預けられるという環境変化合宿をお兄ちゃん2人のいるお家で経験していたので、今回もお兄ちゃん2人+遊びたい盛りの🐶1匹の中で、たくさん可愛がってもらえているようです😊

ここにも愛犬の成長を感じる。

土曜日の夕方にイギリスに着くコニファーはヒースロー空港で1泊して日曜日に引き渡しです。

月曜日の朝ロンドンからヨークに行きます。ちょうどこの日はフィリッパもドイツのワークショップから戻る日

私は木曜日夜〜月曜日朝はいつもイギリスに行く時にお世話になっているBファミリーにお世話になります。

今回の旅は今の私の原点であるフィリッパのもとでコニファーとベリーやベスパやパフィンと過ごしたあの風景を見ながら、日本では経験できないことや3年行くことができなかった分たっぷり吸収して帰国したいと思います。

またこのようにブログ形式で滞在記を更新していきますが、トレーニングの内容を含むものは有料に、日記として書き留めることは無料で公開していきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!