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158.【言語のススメ】多言語を習得したい人向け step1


◆先日、日中交流会に参加してきました。

割合としては日中他が2:7:1で、日本にいながらも中華圏を感じられる環境は私にとってはワクワクする楽しい時間でした。
というのも『最近、中国語使ってないな〜』と思いながらも、やはりリスニングがまだ聞き取れなかったり語彙力が少ない為、「自分の言語能力が落ちないように」と、トレーニング目的で参加。
その場には日本語学校に通っているというロシア人や韓国人の方もいて、マルチリンガルがメジャーな空間で、とても刺激になりました。

よく自己紹介の時にスベるのを覚悟でアイスブレイクも兼ねて「英語、中国語、趣味程度の韓国語と筑後弁のネイティブスピーカーです。」と話すのですが、その場にいた方に『多言語話せるのはtalentedだね!』と褒めていただきました。
ただ「talented」と言われると先天的な要素が強い印象で、言語習得するために色々やってきたよなあとぽつぽつ思い出しました。
今回はその備忘録とこれから新言語を会得しようとする方の一助になれれば嬉しいです!

◆何故、言語を習得したいのか?理由は?習得した先のビジョンやプランは明確か?

まずは行動してみよう!という方も多くいるかと思いますが、あえて足を緩めて『何故、言語を習得したいのか?』を自問する時間を取って欲しいです。
何故なら私が考えるより動こう!派で生きてきたからの「こうやっておけば良かったな〜。」と思う事ベスト3には入る事柄なのです。

留学経験者だからこそ、正直カンタンにワーホリや留学オススメだよ!とは言えないです。

何故なら、長続きしません。むしろそのチャレンジを“やらなきゃ良かった”という苦い思い出になるかもしれないからです。

何故、言語を習得したいのでしょうか?

好きな人がその言語を使っているから?
作品を翻訳ではなく、原文で読みたいから?
そんな『〜したい』という自発的なワクワクするような願望が強いのか。
学校や仕事でその言語を使う必要があるから?
何か理由があって日本を離れる必要があるから?
『〜しなければならない』という状況に置かれて、せざるを得ない必要性を感じているのか。

私は願望も必要性もどちらも感じてスタートしたタイプですが、永く好きでいるのは前者の目的があればあるほど良いなと思います。

英語を極めよう!と思った時は大好きなハリーポッターを原文で楽しみたかったから。話せる範囲が広くなればなるほど、日本以外のたくさんの人と交流出来て楽しいし、知らない事を知れる面白さがあったから。
中国語・韓国語は留学先の台湾で生活する為に必要だったのが最初ですが、追々は台湾映画や音楽を原作で楽しみたい、台湾人の友人と中国語で会話してみたい、推し達の会話を本質から理解したかったから。

例えばですが、日本に住んでいる生粋の日本人で今後のプランとしても海外移住はしないし、海外旅行も好きではないという人は、そもそも『よし!英語もっと勉強しよ!』とはあまりならないのかなと思います。

すごく書きながら弟の事を思い出して笑ってしまいましたが、姉の私は『海外好き!いつかは住みたい!まず行ってみたい!』と中高生で意識し、大学も留学が出来るかどうか?が大きな入学条件でしたし、就活の時は海外駐在出来るか?海外に繋がる仕事なのか?が判断材料に入っていました。
同じ家庭で育った6歳下の弟は真逆で、家族で行った海外旅行の台湾では街中に香る“八角”が苦手ですぐにホテルに撤退、就活で上京した際も「オレはあんな人が多いところに住めない。」と地元九州でゆったりとエンジニアとして働いており、パスポートもそろそろ切れる頃ではないでしょうか。

人に勧められて何かに取り組むよりも、自分で考えて決断した事の方が長い目で見て「自分で考えて、行動して良かったなあ!」と自己肯定感の源となる“経験”にも繋がります。

姉なりに『海外も東京も面白いよ!まず行ってみようよ!』と本人の意見はスルーした上で経験した結果、弟はどちらにもハマりませんでした。(むしろ少し嫌いになってしまったかもしれません。)
当時は、こんなに面白いのになあ〜何でだろ?と疑問に思っていましたが、今思えば弟には【目的・ビジョン】がなく、行動だけが先走ってしまったからだと断言できます。

◆目的・ビジョンが9割

ほとんどお伝えしたいことはこの章に詰めました。
目的やビジョンが明確になった方はstep2へお進みください。

といっても私自身も留学しよう!と決めたきっかけは【いつか海外に住みたい!なんか、かっこいいし!】という漠然としたものでした。
ただ本人は至って本気かつ燃えていたので、留学の勉強は喜んでわくわくしながら準備していました。

決め手は【勇気が必要な選択をすること】【わくわくする選択をすること】!
最後の最後は「えいやっ!」と行動に移してみることです。
チャレンジした記憶は数年後、数十年後の自分からしたら誇らしく、頑張って良かったな〜!となるはずです。

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