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我慢強い子供は成功する?

皆さんは『マシュマロ・テスト』をご存知でしょうか?
1960年代にスタンフォード大学にて行われた幼児教育の実験の一つです。
「マシュマロ・テスト」とは?子どもの自制心をチェックしてみよう

実験内容はシンプルなもので、「目の前のマシュマロを15分間食べるのを我慢できたら、2個にしてあげる」といって、その子が一人になった時に食べるか食べないか、どう判断するのかをみるというもの。

標準的な結果は記事曰く、3人中2人、らしく、大の大人でも我慢できるかどうか?となると怪しい所ありますね…(マシュマロ好きなので食べてしまいそう笑)

現実世界に置き換えると?

やりたい事を先にやるのか、やるべき事を先にやるのか。

私の父は料理人として働いています。
父は教師家系に生まれ、兄妹も教鞭をとる道を進む中、一人だけ料理人として大阪で修行後、地元福岡で和食メインの小料理屋を開業しました。

母は左官職人の祖父の下、自分も手に職を、と美容師としてバリバリに店長まで上り詰めた人でしたが、私の出産を機に引退し、そこからはずっと父の飲食店の経理や庶務を担当しています。

傍から見たら二人共やりたい事を仕事にしていたので、「やりたい事で生きていく。」に憧れのある人にとっては最高の生き方に見えるかと思います。

私も学生の時は「やりたい事が見つからない!」と悩む時期があり、だからこそやりたい事を決めて仕事にしていた両親と自分を比較しては「何故自分は決められないのだろうか」とコンプレックスを感じていたり、決めてきた両親が羨ましい、とも思う時期はありました。

この「やりたい事が見つからない!」病は、就活時もそうですが社会人になってもずっとモヤモヤしてきた事で、転職相談を持ちかけられるたびに聞く言葉でもあるなあと思います。

ただ最近は「やりたい事を先にやるのか、やるべき事を先にやるのか。」について考えると、結論は

【どっちもやる!】

どちらか一つではなく、どっちも大切。
何故なら料理人の父は料理を作りたいけど、お店の収支を考えたり、お客さんへの新年に挨拶回りをしたり、親類の都合に合わせるべく無理して働いていた姿も見てきました。美容師の母もただ髪を切るだけではなかったハズです。

やりたい事だけで生きていける程、世の中そんなに甘くないな、と幼少期から両親の姿を見続けて思う事です。

さらには社会に出て知れば知るほど、やりたい事で生きている人ほど、見えない部分で圧倒的な努力をしています。
分かりやすい例で言うとヒカキンさんの終日密着した動画などでしょうか。

誰かの言葉で、『人生の宿題は早めに終わらせる努力も出来る。ただその努力をする人は本の一握りに限られる。』と聞いたことがあります。
マシュマロ・テストも同様で、これからの選択は『先を見据えて、やるべき事をやれる』3人中の1人になるように選んでいきます!



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