防災リュック

おはようございます!

チャイルドマインダーのみぎたです(*'ω'*) 保育園で保育補助をしたり、一般のご家庭に訪問して保育を行ったりしています。

長い長い梅雨がようやく明け日差しが戻ってきてくれたので、昨日は朝から洗濯や掃除、片付けなどに励みました。梅雨の間は布団乾燥機を駆使して服を乾かしていたので、日差しのありがたみをひしひしと感じています。

片付けをしている最中、防災リュックが目に入り、中身の入れ替えなどをしたので、今日は、我が家の防災リュックの中身などについてお話ししたいと思います。


【備えるようになった】

備えをするようになったのは、東日本の大震災の後からです。震源地からはかなり離れていましたが揺れは激しく、交通機関は止まり、避難所で不安な一夜を過ごしました。翌朝には無事に家に帰ることができましたが、電気が止まったり消えやすかったり、水が濁っていたりと、とてもそれまでのようには暮らせないような状況で、いったいどうなるのだろうと不安になったことを覚えています。

幸いにも水や食べ物は何とかなりました。ですが、オイルショックを経験した世代の方でしょうか?トイレットペーパーやティッシュを両手いっぱいに買い占める人たちが現れ、生理用品も棚から消えるという事態が起きていました。

そんな経験をしたこともあり、急な事態が起きても慌てなくていいようにと、最低限の備えはするようになったのです。

それからというもの、毎年このくらいの時期になると、必ず一度は中身の確認をするようにしています。昨日は時間もあったので中身の確認と、リッツ(クラッカー)保存缶の賞味期限がもう3年も過ぎていたことから、入れ替えなどをしました。


リュックの中に入れているもの

リュックの中身

ちょっと心配性なのかもしれませんが、これらの物を、エコバッグをリュックに括りつけ、ぎゅぎゅうに詰め込んでいます。

生理用品‣‣‣この中でも生理用品がかなり幅をとっていました。女性の方ならお分かりいただけると思いますが、一日に必要な枚数×一週間分なのでかなりの枚数になります。加えて、ナプキンは、怪我をした時の止血にも使えるので私は多めに入れるようにしています。あと、これも女性の方にアドバイスもらいましたが、カップ付きのインナーはかなり助かるそうです。

水・非常食‣‣‣水はウォーターサーバーのボトルを持ち出すつもりなのでリュックには入れていません。しかし、水、α米や缶詰などの非常食は必須なので賞味期限を毎年必ず確認し、必要に応じて買い替えたりしています。

トイレに関するもの‣‣‣簡易トイレやトイレットペーパーは備えておいた方が良いということでしっかりリュックに入れてあります。私は持っていませんが、猫のトイレ用の砂は吸水もさることながら、防臭効果もあるのでかなり役に立つそうです。

水のいらないシャンプー‣‣‣水が貴重になるため、これはあると便利です。

アルミシート‣‣‣保温効果があり、雨や風などからも守ってくれます。

大き目の布‣‣‣体や物を包んだり隠したり、持ち運んだり、紐代わりにも使えます。避難所などではプライバシー保護のためにの仕切りとしても役立ちます。

薬など‣‣‣医療がすぐに受けられない事態も考えられるため、痛み止めなどを入れています。使用期限などを守って、毎年すべて入れ替えるようにしています。

服など‣‣‣着替え用の服は、長袖・長ズボンを1セット入れています。なぜ長袖・長ズボンなのかというと、個人的に、暑さより寒さのほうが耐え難いからです。もちろんそれだけでなく、例えば、地震などで建物が倒壊してそれらを片付ける時、怪我などを防ぐために袖や裾は長い方が安心です。他には、蚊や他の虫、動物など有害な生物から体を守る意味合いもあります。

折り紙やなわとび‣‣‣気が少しでも紛れるものがあった方が良いと思い、娯楽のために入れています。


【災害時以外でも】

入れ替えをしながらそれぞれの意味を考えていた時ふと、最近でも震災直後のように、トイレットペーパーや生理用品がなくなる事態があったことを思い出しました。

今現在もその影響下の真っただ中にありますが、今年3月のはじめのことです。新型コロナウイルスの感染拡大が甚大になってきてまず、マスクがなくなり、誤った情報によりトイレットペーパーやティッシュ、生理用品などの紙類が店頭から消えるという出来事がありました。

時間のある人たちが買い占めに走る中、平日の日中は仕事があるため家のストックが少なくなってきても買いに行くことができず、いざ行っても棚には何もない状態で入荷もいつになるかわからない…。あの時は本当に困りました。

今使っている分で最後だ…どうしようと悩んでいた時、防災リュックに色々な物を入れたことを思い出しました。開けてみるとマスクが10枚、5倍巻きのトイレットペーパーが2巻き、生理用品がしっかりと入っていました。

「備えあれば憂いなし」とはこういうことかと悟った瞬間でした。


リュックに備えていたおかげで、マスクはネットで注文していたものが届くまで何とかしのぐことができたし、トイレットペーパーや生理用品も、店頭に並ぶようになるまでどうにか持ちこたえることができました。


非常用持ち出し袋・避難用バッグ・防災リュックなどと聞くと、地震や水害、土砂災害などの自然災害時に必要と思われがちですが、それだけではなく、今回の新型コロナウイルスのような非常事態時にも大いに助けてくれるものであることがよくわかりました。

これから先も何が起きるかわかりません。こまめに入れ替えたりしながら、しっかりと備えをしておきたいですね。



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