お金の本質はお役立ち、人の役に立たずにお金を増やそうとする意識は、お金に洗脳されていて、まずその人にお金は集まらない
お金について、仕組みと歴史等を観てきました。
ここで、もう一度僕が伝えたいことをお伝えしておきます。
今の社会はお金がすごく大きな価値観のひとつになっています。
でも、お金のことをよく理解している人は少ないです。
お金は、モノやサービスというお役立ちと逆方向に動くものです。
そのモノやサービスがないと困る人、
もしくは、あると大きな価値が得られる人が、
必要としてそれを手に入れることを望み、
その価値を提供・供給してくれる人に感謝の「ありがとう」
と一緒に動くのがお金です。
つまり、お金を稼いでいる、ということは、
それだけ多くのお役立ち=ありがとうをもらっている、と言うことです。
金儲けしてると聞くと何か悪いことしてる…みたいな感じがありますね。
そういう教育をされてきたからです。
もっと言えば、正しく教育されてきていない、ということです。
お金を増やすことにフォーカスすると
受け取ることにのみ、フォーカスしやすくなります。
先程も言ったように、お金は人のお役に立てば、
ありがとうと言う言葉と共にこっちに向かってくるモノがお金なんです。
ということは、お役立ちにフォーカスしなければいけないですよね。
お役立ちもしないのに、お金が欲しい、というのは…
ちょっと論理が曲がっているんです。
お金がないと言うことは、人の役に立っていない、
ということと同義なんです。
厳しいですが、そうなんです。
でも
人のお役にも立っていないのに、お金が増える場合があります。
これが投機です。
誤解を恐れずに言うと、ビットコインを買ったとして、誰が喜びますか?
マイニング機能や送金機能というちっぽけな役立ちはあるにはありますが。
それを求めて買っているわけではない。
では、なぜ買うのか?
値が上がると思っているからですね。
ビットコインがこの世から消えたとして、
それがないことで困る人はほとんどいないんです。
買った人たちがお金という価値として消えたら困るんであって、
そのものの存在によってほとんど価値を得ているわけでも、
恩恵を受けているわけでもないんです。
今全ての人は誰かの「仕事」によって生きることができています。
自分一人で生きている、と言える人は、
無人島で一人っきりで生まれて生まれて死んでいく人だけです。
(どうやって生まれたんでしょう?このひとは?)
つまり、お金を稼ぎたかったら簡単で、
お役立ち、それも大きなお役立ちをしたら良いだけの事。
そして、お金を稼げていないと言うことは自分のお役立ちが足りない、
という反省にしかならないんです。
一生懸命働いていたって駄目です。
人を、多くの人を喜ばせなくちゃ。
ラーメン屋がおいしいラーメンを作ればいいんじゃないです。
美味しいなんて、今当たり前ですから。
食を扱う職人は、自分の味覚を喜ばすことにばかり目を向けがちです。
食は五感全て使って楽しむものです。
生きて行くためにも必要なことです。
その食べる人のために、何を求めているのか?をとことんリサーチし、
美味しい以外を創れないからお金がないんです。
これがコンテンツが価値を無くしてきている
ということへのひとつの説明です。
お金の本質をつかんでいないから、まったく明後日なところで、
明後日な行動をして、お金を稼いでいる人はあたかも悪人のように思う。
そういう情けない人間にはならないようにしましょう。
ということで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた。
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