まさかすぎる、私の新しいバンドが出来るまでの裏話 - その2
その1はこちら
前回お話したとおり、私は、どうやってKYMNが誕生することになったのかをあまり覚えておらず…笑
考えてみたけれども、どうにも思い出せない!
そのうち私は、自分の記憶をたどるよりよっぽど良いことを思いついた。それはずばり「コメント収録」!
記憶をたどる代わりにコメント収録をすることにした
私の記憶が定かじゃないなら、みんなの記憶と感情がフレッシュなうちに、それを記録しておけばいいんだ!と思ったわけ。わたしって天才!
みんな、感動したと口々に言ってくれていたし、良い記録が撮れる自信もあった。私はメディア出身(元リクルート)だから、こういう時にメディアの力を頼りたくなるんだろうな。記録しておけば、後からどれだけ楽しい感じになるか、メディア記録のちからを、知っているし信じている。
で、本日東京で撮影が実施された。そりゃ楽しみで寝不足にもなるわな。私以外全員の撮影があるのに、私だけそこにいないことが寂しく、NYからめっちゃいっぱいLINEを送り、なおむに「落ち着いてください」と言われたりしつつ爆、寺尾陽介とはギリギリまで衣装の相談をしたりしつつ、撮影は続いた。
音楽家でありビデオグラファーでもある斎藤拓郎くんのセンスが本当にすごくて。
私はモネの連作が好きすぎて、音楽家ではなく美術館の学芸員になろうかと思ってしまったくらいの「光好き」なので、この拓郎くんの色づくりにはたまげてしまったし、本当に惚れ込んでしまった。コテツ・なおむ・陽介の3人のあたたかさが、多分拓郎くんのおかげで、ちょうど心地よい温度感で記録できているに違いない。
私が何日もかけて練り上げた質問リストも、好評だったみたい。こころの深いところにある感情をどうやって喋ってもらうか…それを真剣に考え、質問を作り、メンバーには敢えて内緒にしておいて、当日拓郎くんが質問を読み上げてくださる形で撮影を進めた。
例えば
人生で大切にしていることはなんですか?
それは今回のレコーディングにどう現れましたか?
とか。
良い質問でしょ?
録音したアルバムも、写真も、メイキングビデオも既に素晴らしかったのに、このコメントビデオまで良くて。全部素晴らしくなっちゃった。
なんていいバンドができちゃったんだろう、私の知らないうちに笑。
いつも応援してくださるみなさんが、アルバムも、その前後の発信も、楽しみにしてくれたら嬉しいなあ。良いビデオをいっぱい作れる気がするから。
アルバムのミックスはジョン・レノンやマイルス・デイビスを手掛けたレジェンドJay Messinaが今回も担当してくれる予定だし、凄くなる気配しかない。
なおむによる撮影レポートは以下。寺尾陽介と打ち上げしてる写真がかわいいから見てね。ご感想は気軽にコメント欄へ、是非どうぞ!