7月6日水18時〜 黒柳徹子さんのYouTubeチャンネルで母孝行します!
とても嬉しいことがあるんです。7/6(水)の夜18-19:30くらいまで、YouTubeをご覧になってください。あのね、黒柳徹子さんのチャンネルに出していただけるのです、しかも、母と。
『窓際のトットちゃん』に、とっても影響を受けた母と私
『窓際のトットちゃん』は、わたしが7歳の時に、発売されました。
個性的すぎるミギワちゃんを育てる母を、勇気づけるかのように
”何だかわたしは他の子と違って浮いているわ”と感じていたミギワちゃんを励ますかのように
ジャストタイミングで、出版されたのです。
音と一緒に飛び出してきた思い出
一年後にリリースされた『音楽物語-窓際のトットちゃん』は交響曲と徹子さんの朗読を合わせた作品で
幼い私は大感激して、このレコードをずっと何度も聞いていたのです。特に電車の学校の曲が好きで今でもふしを歌えるほど、よく覚えています。
6日にファンが参加できる生配信があると知って、「徹子の部屋にみぎわが出るのを見るのが夢」という母のために応募したら、採用して頂けたのです。
有名人のチャンネルに出る、などということではなく、徹子さんは、母とわたしにとって、凄く大事な女性像であり、私たちの人生に安心と幸せを与えてくれた方なんです。
ふと、YouTubeにこの交響曲も落ちているのでは?という気になって検索してみたら本当にあり、恐る恐る聞いてみたら、子どもの頃の感情が突然蘇りました。
まるで、思い出の側が
「私のことを思い出して」と飛び出してきたかのようでした。
あなたはとっても幸せだったのよ
父が一生懸命働いてくれていたこと、母に本当に大事に楽しく育ててもらったこと、妹たちのことをとても大事に思って、小さいなりにいつも妹を守ろうと思っていて、よく魔物に襲われる中を妹を助けて走る夢を見ていたこと、色んなことを思い出して、その感情に自分が凌駕されてしまって、かなり焦ったほどでした。
蘇った記憶が鮮烈すぎて、いまの自分が上書きされてしまいそうな感覚にまでなったのですよ。
自分に影響を与えてくれたものって、深く深く自分に入り込んでいると、無意識すぎて気づかないことがあります。徹子さんからの影響と、この交響曲の影響はまさにそれでした。
あの頃感じていた、私にとってはこの感情が幸せということ、いう基準が、私の中でデフォルトになって、いまの私を作っているのだなと思います。あのお話の中にあった、悲しみや寂しさや笑いや、色とりどりの感情が私の中に入って、いまの私になっていて、その栄養を今でも食べながら生きているのだと思います。
あの頃あなたはとても幸せだったのよ、と、音が私に知らせてくれたように感じました。
『窓際のトットちゃん』を読み返すと、なぜか温かい涙が出るけど何だろう?と思っていたのですが、こういうことでした。私はあの頃、とっても幸せだったし、今も、大事な家族が生きていてくれて、それだけで、本当にありがたいことなのです。
ながーくなりましたが、、、スタッフの方が、今日の私と母との打ち合わせを心から楽しんでくださっていたようで … 出演させていただけることも、母にとても優しく接してくださったことも、とてもうれしく思います!