ふわっとリコーダーピアニカおじさんに思うこと
スクショを撮るのは魚拓のようで悪いなと思いつつ、noteでのツイートの貼り方がわからないので許してください……。
一世風靡してしまいました、楽器おじさんですが、なんだか言葉が足りなかったためと、ちょっとだけ無知な部分が合わさってしまって、今回の騒ぎになってしまっただけのように感じています。
正直に「無学でありました」と反省されてる姿は強くて素敵だなと思いましたし、いろいろ考えてらしてるようなので、きっとあと一歩なんだろうなあ……と。
■強制された経験は、確かに誰しもがあるもの
確かに、学生の時分、リコーダー は練習を強制されるもので、辟易していた気がします。確かにそれはあまり良くない傾向ですよね。我が校だけなのか、それとも県?市?の方針なのか、全校児童で『威風堂々』をリコーダー で演奏するという行事があり、毎年毎年練習させられたことは覚えています。
確かに子どもの心では、あの楽曲をおもしろいとは言えなかった。でも、全校生徒で奏でた瞬間の壮観さは、子どもながらに「演奏するってすごいことなんだ!」と思った記憶が残っています。
選曲についてはどうこう言えませんが、リコーダー や鍵盤ハーモニカについては、よい子どものおもちゃであったし、私は音楽に触れることの第一歩が「おもちゃ」であることがとても大切たと感じています。
■気軽に遊べるおもちゃであってほしい楽器
私は結局、今現在なんの楽器も弾けはしませんが、ただリコーダー でゲームミュージックを耳コピしたり、楽譜を買って好きな曲を演奏できたことは大きな経験だったと思います。私の時代のリコーダー の大きな救いは、『クロノ・トリガー』の「風の憧憬」でした。
あのメロディを自分の力で演奏して、友だちと合わせてみたりして、「あの大好きな音楽を自分で演奏できた!これが生音だ!」という感動は大きいものでした。
また、中学生の時に、学校の食堂にあったピアノで、必死に「エアリスのテーマ」を弾けるまで練習しよう、と友人に習ったこともありました。結局全然ダメダメでしたがw、イントロだけでも、嬉しかったのを覚えています。
そう改めて考えてみると、ゲームミュージックの自由さは音楽を始めるにはとても馴染みがよく、メロディを覚えるだけでも十分なパワーをもっていますよね。
学校で「好きな音楽を披露する会!」なんてものがあってもいいと思います。それこそ、ジャニーズが好きな子はジャニーズの曲を披露すればいいし、クラシックももちろんだし、ゲームミュージックの人がいたっていい。多分、楽しく覚える、触れるってそういうことじゃないのかなぁ……と、無邪気に思うのでした。