2019年 8〜10月の身体の動向
春からずっと首がゆるみきらない傾向が続きました。よくゆるむと頸動脈の脈動が(仰向けに寝た状態で)はっきり見えるが、季節的には、春が最もよくゆるんで見えやすくなります。今年は春から秋までずっとゆるみきらない傾向が続いてきました。10月後半になって頸動脈の脈動がよく見える人も出てきましたが、右はよく見えるが左が弱い傾向が続いています。11月に入って徐々に、首がよくゆるんで頸動脈の脈動がよく見える人が増えつつある印象です。
8月に胸にこもった熱が、9月、10月になってもまだ抜けにくく、「夏バテ」状態が続いています(雨や台風の度重なる襲来で、秋になって湿度が下がらなかったことが影響しているのか、あるいは巨大台風などの極端な気候変動に対する興奮・不安もあるのか?)。
この夏から秋にかけて風邪を引いたあと、咳がなかなか抜けないアレルギー症状(近年「咳喘息(喉喘息)」と呼ばれるようになった)もよく見られました。アトピー体質の人だけでなく、皮膚炎の経験がないという人の皮膚炎症状も見かけました。
胸の熱がうまく発散できないことが、アレルギー症状につながっていると考えられます。心理的には不安を感じやすい傾向として表れます。
この状況は、趾(あしゆび)の反応にもよく表れました。ほとんどの人が、小趾と薬趾のあいだ(4・5趾間)が狭まって硬くなり、爪の先でわずかに触れただけでも圧痛を感じやすい状態がずっと続き(例年なら8月中に終わる)、10月下旬あたりになってやっと、圧痛が少ない人が出始めました。
11月になってようやく「秋らしい感じ」(ただし寒暖差は大きい)になってきて、夏の疲れの名残(胸に熱がこもる)が鎮まりつつあるようです。4・5趾間の圧痛も個人差はありますが少なくなってきています。
昨年5月から続く血海の高い反応は継続中。11月はもともと血海の反応が高まる時季なので、11月末になっても高いままかどうか注目しています。
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