額と猫の額__

「額づく」ツボと胸椎11番

額の上の方(「生え際」の近く)にテンションが上がる(興奮・緊張する)とポツンと尖る、興味深いポイント(神庭)があります。

頭が痛いときや、悩んでいるときに無意識に触れたくなるところでもあります。「額(ぬか)づく」と言えば、ひれ伏す、祈るということを意味しますが、地面や床につけるのはこのあたりですね。

互いに親愛の情が深いときにくっつけ合うのもこのあたりです。幼児もおでこをくっつけるととてもよろこびます。

一方、映画やドラマなどで感情が高ぶったりしたときに壁にこのあたりをを押し付けるという演出もありますね。どこかが痛いときや、興奮を鎮めたいとき、ゴリゴリしたくなったり、コンコン叩きたくなったりもします。

身心の過剰な反応を鎮めるポイントです。

親指の関節のあたりで軽く触れていると、ジーンとしてきます。みぞおちがゆるんで息がお腹にふっと入る感じがして、ほっと一息つきます。同時に胸椎11番に響いて、弾力が生まれます。

興奮を鎮めるために、壁に額を押し当てるのも悪くはないですが、例えば楽器などのよく響くものに、軽く触れているとシーンとしてきます。


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