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2024年11月 身心の安定と直に関わる胸椎11番が敏感に

10月、北の空気と南の空気が繰り返し急に入れ替わり、東京では7日の30℃→9日の17℃、中旬には夏日が続き、19日30℃→21日は最低気温が12℃、気温ばかりでなく湿度も急激な変化を繰り返しました。秋の身体のバランスへの移行が不安定になりました。

10月下旬になっても、胸の中に夏の熱気がまだ停滞しています。毎年10月は春3月の次にアレルギー症状が出やすいのですが、寒暖差アレルギーかも?と思われる皮膚炎や喘息、発熱も多かったです。

胸に熱がこもっていると、呼吸も浅くなります。眠りも浅くなりやすい傾向が続きました。

11月には身心の安定(=免疫・自律神経・内分泌系の働きの安定)に関わる胸椎11番の反応が敏感になります。ここでうまくその動きに弾みがつけられれば、身心をリセットして安定を生むチャンスになります。

通常、胸椎11番は身心の集中とリラックスの切り替えスイッチとして働いています。胸椎11番に充分弾力があり、動きが滑らかでオン↔オフが自在であることが身心の安定を生むわけです。

伸びとあくび
一番素直な胸椎11番のリセット法は、伸びとあくびです。一日に何回か自然に出るのが普通ですが、自然には出なくなってきたら、ストレスや疲れが慢性化して、胸椎11番­=気分切り替えスイッチの動作がフリーズしています。

意識的に伸びをするのも、胸椎11番の動きを回復・賦活するために有効です。

肩胛骨をギュッと寄せ、捻りやすい方向に上体を捻じって“伸び”をする 
ふっと息をつきながら脱力 
捻りを戻して腕を脱力しながらストンと落とす
あくびが出てきたら思い切り何度でもしておく 
涙がたくさん出てくるとより良い

曲池に気を通す

肘の外側にふわっと触れると胸椎11番と連動して敏感になっている曲池が反応しとても温かくなってきます。

続いてみぞおちが温かくなってゆるんできます。みぞおちがゆるむと同時に真裏の胸椎11番に弾力が生まれ、胸もやわらかくなり、胸の中にこもっている熱も発散しやすくなります。

胸椎11番の疲れとり体操

参考動画:

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=py6FzFbx3D8


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