「サンテとクンテ」
「サンテとクンテ」表紙
「サンテとクンテ」1場面 あたりいちめんすなばかりのさばくです。このさばくに、二ひきのとかげがすんでいました。
2. ちゃいろいギザギザもようのサンテと、あおいはんてんもようのクンテです。
3. さばくはあつくて、こうぶつのゴミムシダマシもなかなかみつかりません。
4. あおいとかげのクンテはおつきさまに、さばくのバラとよばれているけっしょうせきをおそなえしてあつさをしずめてくれるようおねがいしました。
5. サンテはおひさまにガンガンてるのをやめてくださいと、おねがいしました。
6. それでもあつさはかわらず、二ひきはちょうどおなじときにゴミムシダマシをみつけました。
7. 「ぼくがみつけたんだよ。」「ぼくが先だよ。」
8. 二ひきはおおげんかをはじめました。ひどいケンカでした。
9. ひどいけがをして二ひきはじっとうずくまっていると、せなかにポツッ、ポツッというおとが・・。
10. ものすごいあめがふってきました。二ひきはアップアップ。
11. あまみずにおしながされて、二ひきはようやくサボテンのきにしっぽをからませました。
12. 二ひきがそおっとめをあけると、そこはいちめんのお花ばたけ。
13. さばくのおはなばたけはすぐにおわります。まえとおなじカラカラヒリヒリです。でもかわったことがありました。二ひきはしあわせなきもちで、かたをならべてすなのおとにみみをすましました。