![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163248098/rectangle_large_type_2_4f950a091ffb179517696f5eabed01ad.jpeg?width=1200)
2024J2リーグを振り返る
お久しぶりです。
遠征先で見聞きしたもの、感じたものをnoteにしようと意気込んで始めては見たものの、ルヴァンカップ富山戦の下書きを残したまますっかり更新しないままでいました。
ほんのわずかでも、先々の楽しみにしていただいた方、申し訳ありませんでした。
(誰もお前のnotwなんて眼中にねぇよなんて冷たいことは言わないでください…(´・ω・`))
ここから駄文が始まります。ウィットに富んだ文章を書けるほど器用な人間ではないので悪しからず。
さてまず、キックオフヤマガタで私が出演したのを覚えてらっしゃる方は分かると思いますが、今シーズンはこれまで以上に応援しようと意気込んでいました。
これは本当に自分の中で覚悟を決めていたつもりでした。
なぜなら、昨シーズンは8連敗という苦しい中でもできる限りの応援してきたという自負があった。
あれがあったからやれると思っていた。
しかしながら、3,4月に体調不良が続いてしまい、さらには4月上旬の長崎戦も欠席したことで、実に56試合ぶりにアウェイをDAZN観戦。
あれは不思議な感覚だった。
だって現地にいないんだもの。
別に現地至上主義を標榜するつもりなんてないし、ホームが主戦場の人もいればDAZNが主戦場の人もいる。要は、サッカーのいちポジションのようなものだと思ってるので。
色んなポジションがあってサッカーが成り立つように、サポーターも色んな形での応援があるからサポートが成り立つのだと、今ではそう思っている。
…そんな、不思議な感覚のまま試合は敗れた。
そして、いよいよアウェイ仙台戦。
満を持して臨んだ、いわき戦以来のアウェイ。
いつもより広いビジターに、いつも以上の雰囲気が漂うゴール裏。
燃えないはずはないと思っていた。
しかし、0-1になり前半30分過ぎたあたりで突如、自分の中で何かが崩れる音がした。
パワーが出ない。
例えるなら、消防団やってる人なら分かると思いますが、発電機のあのレバーらしきものを何度引っ張ってもブルルルってならないあの感覚。
別に試合の内容とかは関係なくて、本当にガス欠にも似た感覚だった。
そして0-2で敗れて失意のまま山形へ。
あれから少しの間、ゴール裏から離れる時期が続いた。徳島戦もメインから地蔵になって見てただけだった。
後にアウェイ熊本戦で再びゴール裏に戻りはしたものの、やはり何か天井が見えたような感覚は拭えなかった。
2019シーズン途中から始まったサポ活。
どんどん熱量が高まる中で限界を知らずにあちこちへ飛び回っていたあの頃の感覚は、もうなくなっていた。
じゃあ自分はどうするのか?また地蔵に戻るのか?となった時に思い浮かんだのは、それぞれのやり方で楽しみ方を変えながらサポ活をやってる仲間達の姿。
今思えば、以前の自分は、自分なりの「理想のサポーター像」なるものを掲げ、それに向かってひた走ろうとしたように思う。
その時その時の考えなんて、変な話、その日の体調だったりなんだりで変わってくるんだから、勝手にガチガチの理想という名の枠に自分を当てはめようとするからおかしくなるんだと。
それからというもの、掲げた理想を無理矢理自分を当てはめようとするのはやめた。
同時に、太く短い人生のようなスタイルから、細く長くやっていくスタイルへの変換の時期が来たのだと実感した。
これは人によると思うし、「まだ数年のひよっこが何一丁前なことを」と思うかもしれない。
その点、コルリさんはじめ中心部の方々には頭が上がらないし、自分は彼らのようにはなれない。
…今シーズンは本当に色々あったけれども、チームの方は夏から急に勝ち始め、4位フィニッシュし無事にPOへ滑り込むことに成功。
チームの勢いや頑張りに魅せられ、リーグ戦終盤は100%ではないまでも、応援もほぼ復活に近い状態まで持ってくることはできた。
サポ友の一人がいった台詞を思い出した。
「選手らとサポーターは高め合う存在。サポーターの熱い応援に奮い立つ選手らが熱いプレーを見せることで、サポーターはさらに熱くなる」
※原文とは程遠いが、ニュアンスはこんな感じだったかな
そういう意味で、自分は選手らに見事に奮い立たされた。支える側のつもりが、逆に選手らに支えられた気がした。
支える側のサポーターとしちゃまだまだ、かな。
おっと、変に色々意識しすぎたらまたおかしくなるから、いちいち考え込むのはこの辺でやめておこう。
幸い、まだあと最大2試合このチームと共に戦えるチャンスがある。自動昇格できなかった悔しさを隠し味にしつつ、その喜びをしっかり味わい、そして理想にハマりすぎずに、楽しみながらPOに臨めたらいいなと思ってます。
やってやりましょう、モンテディオ山形。
僕らの街に光り輝く、青と白の誇り──
#モンテディオ山形